結膜とは上下のまぶたの裏側と、白目(強膜)の表面を覆っている半透明の膜で皮膚に似た構造をしています。
細かい血管が豊富に存在し、リンパ組織という免疫反応(体が異物に対して反応すること)を起こす組織があります。また、目の表面は涙によって常に潤されており粘膜としての性質があります。
結膜は直接外界と接しているので、様々な病原物質にさらされやすい環境にあります。結膜炎には感染で起こる細菌性結膜炎、ウイルス性結膜炎、アレルギーで起こるアレルギー性結膜炎など様々な種類があります。

・細菌性結膜炎
原因
原因となる細菌には、黄色ブドウ球菌、表皮ブドウ球菌、肺炎球菌、インフルエンザ菌、レンサ球菌、淋菌(りんきん)緑膿菌(りょくのうきん)など、様々なものがあります。
症状
細菌の種類によって多少異なりますが、粘性の黄色みがかった目やにが多く出て、流涙が起こります。重篤な場合には、細菌性角膜潰瘍(さいきんせいかくまくかいよう)が出来て激しい眼痛を起こしたり、菌血症(きんけつしょう)や髄膜炎(ずいまくえん)などの全身の病気に至るものもあります。
・ウイルス性結膜炎
原因
アデノウイルス、エンテロウイルスなどのウイルス感染で起こり、様々な種類の結膜炎があります。
・流行性結膜炎(はやり目)
感染力が強く、昔から一般的に「はやり目」と呼ばれているものです。アデノウイルス(8型、19型、37型、54型など)の感染で起こり、感染してから1~2週間遅れて症状が現れます。突然目に何か入ってるいるかのようにゴロゴロしたり、充血、まぶたの腫れ、たくさんの目やにや涙が出て眼痛を伴うこともあります。10日ほどしてから角膜に炎症が起こり目がかすむこともあります。
・咽頭結膜炎(プール熱)
アデノウイルス(3型、4型、7型など)の感染で起こります。夏かぜとして流行することがあり、プールなどで広まることが多いためプール熱とも呼ばれています。
白目の充血や目やにといった目の症状は流行性結膜炎より弱い反面、のどの痛みや39度前後の発熱などの呼吸器系の症状がみられます。
・急性出血性結膜炎
エンテロウイルス(70型)やコクサッキーウイルス(A24変異型)などエンテロウイルスの仲間による感染で起こります。感染から一日で症状が現れ、充血、目やに、異物感などが出現し、結膜下出血が起きると白目が真っ赤になるためこの病名が付いています。
・アレルギー性結膜炎
アレルギーとはある特定の物質に対して過敏に体が反応することをいい、原因となる物質が体に入ると、かゆみや充血、眼の異物感、目やにや涙が出るなどの症状が起こってきます。
最近の報告によれば、日本では全人口の約15~20%がアレルギー性結膜炎を有していると推定されています。アレルギー性結膜炎は一年を通して起こる場合(通年性)と、ある季節にだけ起こる場合(季節性)があります。
原因
通年性のもので多いのはダニやカビ、ハウスダストです。その他イヌやネコの抜け毛やフケなどがあります。また、季節性の原因の代表はスギ、ヒノキ、ブタクサ、イネなどによる花粉が主です。
細菌性結膜炎の場合
病状から、炎症の原因となっている菌を推定して適応した薬剤が用いられますが、通常は色々な種類の細菌に有効な抗生物質の点眼薬や軟膏が用いられます。
抗生物質使用の際は点眼薬を用いるのが基本ですが、淋病やクラミジアが原因になっている場合は内服薬の追加が必要です。
ウイルス性結膜炎の場合
ウイルス性結膜炎の場合、結膜の細胞のウイルスを効果的に排除する薬剤は有りませんが、不快な症状を和らげるために炎症を鎮める効果のある非ステロイド性抗炎症点眼薬やステロイド点眼薬が用いられます。
また、抵抗力が落ちている結膜に細菌が感染しないように予防的に抗菌点眼薬、抗生物質の点眼薬が使用されることがあります。
アレルギー性結膜炎の場合
アレルギー性結膜炎の治療は基本的に薬物療法になります。治療には抗アレルギー点眼薬(抗ヒスタミン薬、メディカルエディエータ遊離抑制薬)が主に使われます。
重症の場合にはステロイド点眼薬や免疫抑制点眼薬を使用する場合もあります。また、目薬だけで症状が改善しない場合抗アレルギー薬を内服することもあります。
疲労やストレス、生活習慣の乱れなどで自律神経のバランスが乱れていると、免疫力が低下して細菌やウイルス感染を起こしやすくなったり、症状が長引いたり、免疫機能が乱れてアレルギー症状が起こりやすくなります。
そのため、当院では最初に自律神経測定器にて自律神経のバランスを測定し、お身体の状態を把握した上で治療へ移ります。
内臓機能や全身の血液循環、免疫機能などを司る自律神経系の調整施術を行うことで、自然治癒力を高め症状が治癒しやすいお身体の状態を整えます。
また、目へと続く動脈が圧迫を受けやすい首や肩周囲の筋緊張の緩和と、目の周囲の重要なツボに鍼やお灸で刺激を与え、血液の循環を促進し抗炎症作用を促すことで、結膜炎の症状を和らげ、治癒を促進する作用を促します。

症例
50代 男性
2週間前から両眼がゴロゴロした痛みが出はじめ、充血が酷くなってきた。
眼科に受診し結膜炎と診断され、点眼薬の治療を行っているが完治まで少し時間がかかっているため、いち早く完全に治したいと思い当院を受診した。
初めの頃よりは少しづつ改善し、目ヤニは出なくなったが、まだ目の痛みや充血が治まっていない。
普段はパソコン作業が多く、目を良く酷使している。また夜遅くまで仕事をすることもあるため寝不足になりやすい。
首肩コリは触ると硬いとよく言われるが、あまり自覚がないため今までケアをした事がない。
当院の施術
寝不足が原因で免疫力や自然治癒力が低下していると判断し、それらに関係する自律神経測定器で現在の自律神経の状態を確認しました。
夜20時に測定したにも関わらず、免疫力や自然治癒力を担う副交感神経の働きが非常に低下していました。
そのため、まずは自律神経の調節、とくに副交感神経を高める施術を行いました。
次に眼の血流を促進するため首肩の筋緊張を緩める施術、眼の周囲に刺鍼し鎮痛を促し、お灸を同時に行うことで炎症を抑える施術も行っていきました。
経過
1回目
眼の痛みが少し軽減したような気がする。
2回目
眼の痛みが楽になってきた。
3回目
眼の痛みはだいぶ楽になり、気になる頻度も減ってきた。
充血はまだ残っている。
4回目
痛みは少し残っているが、ほとんど気にならなくなってきた。
充血も少し引いてきた。
5回目
痛みは完全に消えた。
充血も少し残っているが、あと少しでなくなりそう。
6回目
痛み、充血共に完全に消失した。
水が滞って溜まっている状態です。
体重の60%は水と言われます。体にある水分というと真っ先に思い浮かぶのは血液ですが、血液は体重の7%程です。残りの53%は、細胞の中に40%含まれ、組織間質(細胞と細胞の間にある隙間)に13%の水分が存在します。
この組織間質に存在する13%の水分量が増えることで浮腫(むくみ)として現れます。
浮腫の種類には局所性の浮腫、全身性の浮腫、特発性の浮腫、生活習慣性の浮腫があります。
局所性の浮腫
・リンパ性浮腫(象皮病、悪性腫瘍リンパ節転移)
・静脈性浮腫(深部静脈血栓症、慢性静脈不全症)
・血管神経性浮腫(クインケ浮腫)
・炎症アレルギー
全身性の浮腫
・心原性浮腫(心不全)
・肝性浮腫(肝硬変、劇症肝炎、脂肪肝炎)
・腎性浮腫(ネフローゼ症候群、糸球体腎炎、腎不全)
・内分泌性浮腫(甲状腺機能低下症、クッシング症候群、月経前浮腫)
・薬物性浮腫(経口避妊薬、抗炎症薬、血管拡張薬)
・低栄養性浮腫(蛋白漏出性胃腸症、脚気、摂食不良)
・妊娠
特発性浮腫(原因不明の浮腫)
生活習慣性の浮腫
・運動の不足
・食事の偏り
ここでは、来院される患者様の悩みで多い「内分泌性浮腫」と「生活習慣性の浮腫」について詳しくお伝えします。
「内分泌性浮腫」
◯甲状腺機能低下症
甲状腺ではホルモンを作り、全身に働きかけて代謝活動や精神活動を維持する働きがあります。この甲状腺の働きが低下する疾患です。原因は3つあり、甲状腺自体に異常がある場合(原発性)、下垂体や視床下部(甲状腺に司令を出す上司的な部位)に異常がある場合(中枢性)、甲状腺から出たホルモンが正常に働かない場合(ホルモン不適応性)です。
特に自身の免疫力が、間違えて自身の甲状腺を破壊してしまう疾患は慢性甲状腺炎(橋本病)と呼ばれます。橋本病の多くは女性に発症し、男女比は1:20以上です。30〜50代に多く、女性の10人に1人という高い確率で起こります。
女性の下肢の浮腫は原因が多岐に渡ります。もし下の症状が複数合わせて見られるようでしたら甲状腺機能低下症かもしれません。
・全身症状:寒さに弱い、手足が冷える、汗をかきにくい、声が掠れる(嗄声)、全身の怠さや疲労感、体重の増加、月経異常など
・精神症状:やる気が起きない、物忘れが増えた、話し方がゆっくりになった
・消化器症状:食欲の低下、便秘
・皮膚症状:硬い浮腫 (粘液水腫)、皮膚の乾燥、頭髪の抜け毛、眉毛外側1/3の脱毛
甲状腺のホルモンは心と体の両方に深く関わっているため、活動量が減り元気の無さが見られます。また粘液水腫といい、脛を押した時に凹み(指の痕)が出来ない事も特徴的です。

「生活習慣性の浮腫」
◯運動の不足
血液を含む体の水分は重力によって下へ流れやすいです。逆に心臓に血液を戻すときは重力に逆らって送らないといけないためとても負担になります。この負担を担っているのがふくらはぎの腓腹筋を始めとする下肢の筋肉です。筋肉が収縮と伸長を繰り返す事で過剰な水分や血液を心臓に戻しています。
・運動の不足
・脚を組む
・冷え
・立ちっぱなし
・座りっぱなし
・足首の硬さ
・股関節の硬さ
これらがあると十分に筋肉が働かず、浮腫が現れます。
◯食事の偏り
普段摂っている食事の栄養素に偏りが出ると浮腫の原因になります。
ナトリウムの過剰摂取やアルコール摂取は浮腫みやすい体になります。ナトリウムには水分を引き付ける効果があり体内の水分量を増やします。アルコールは末梢血管を拡張させるので皮膚の赤みや浮腫を起こします。また、カリウムやマグネシウムには、体内の過剰なナトリウムの排泄を促す効果があるため浮腫に効果的とされています。

東洋医学的に浮腫は、津液(体の水分の総称)の滞りと考えられます。また、津液は「脾」、「肺」、「腎」3つの臓によって調節されています。
3つの中でも「脾」が最も浮腫に関わっています。脾は体の水分の量や分布を司っており、脾が病むと顔や足に浮腫が現れます。
脾が病む原因は、糖類の過剰摂取、アルコール摂取、冷飲や多飲、高湿度の環境などが挙げられます。これらの原因により徐々に脾の能力が弱まり浮腫となります。
また東洋医学では鍼やお灸によって、人の本来持っている自然治癒力や免疫力を引き出すことで症状の改善を行います。
そのため、原因となる食生活の改善や運動習慣の改善を併せて行うことがむくみを改善することに繋がります。

当院では症状 (浮腫)を改善する施術と合わせて、浮腫が起こりにくい体にするための施術を行います。
むくみを改善させるためには下肢の筋肉が充分に活動する必要があります。
固まっている筋肉に、はりやお灸で施術を行い、血流や柔軟性を改善させます。股関節や膝関節、足関節の可動域が少ない方は周囲の筋肉の柔軟性が低下しています。その場合はストレッチを行うことも考慮して行います。
また、筋肉に力が入りにくい場合は筋肉に電気を流して自動的に動かす事でむくみが改善されます。
浮腫が起こりにくい身体にするためには、脾・肺・腎の3つの能力を高めることが必要です。
そのために、仰向けでは手足に鍼とお灸を行います。うつ伏せでは背中、腰、ふくらはぎに鍼とお灸を行います。

症例
50代 女性
昔から足のむくみを気になっていたが、ここ2か月ぐらい前からひどくなってきた。
腎臓や心臓の病気が気になったので念のため病院を受診し、血液検査、心臓超音波、画像検査を行ったが特に異常が見られなかった。
午前中よりも午後から夕方、夜にかけてひどくなる。特に足首からふくらはぎにかけてむくみが強い。
仕事はデスクワークで一日中座りっぱなしのため、足を動かすことは少ないが、だるさを感じる。
当院の施術
足の状態を見てみたところ指で押しても圧痕は付きませんでしたが、足全体に強い張りがあり、軽度の静脈瘤も出現していました。下肢の冷えもあるため、血流低下や女性ホルモンの乱れが関連していると考えました。
精神的ストレスも感じやすく、十分睡眠時間を確保しているにもかかわらず、疲れが取れない倦怠感が続いているということなので、まずは自律神経測定器でお身体の状態を確認していきました。
お昼ごろに測定したにもかかわらず、副交感神経が大きく働いており、逆に交感神経の働きが弱い状態でした。これは、交感神経と副交感神経の切り替えがうまく機能しておらず、日中に副交感神経が強く働くことで血管が拡張してしまい、血液の流れを緩やかになりすぎることが足のむくみに影響を及ぼしていることが伺えます。
①自律神経調節治療
②女性ホルモン調節治療
③下肢への低周波電気鍼療法
上記の内容を中心に施術を行いました。
経過
1回目
施術後、足がポカポカして暖かくて気持ちがよかった。
快適に眠れた。
2回目
初回より、足の太さが細くなったような気がする。
3回目
むくみが改善してきた。足がすっきりしてきている。
4回目
ほとんど気にならない。
症例2
30代 女性
ショップの店員をしており、立ち仕事のため足のむくみが以前から気になっていた。
特に夕方以降になると足のむくみが酷くなり張り感も強く感じるようになる。
普段セルフマッサージで対処してきたが、他に良い方法がないか調べたところ当院のホームページを見つけ予約した。
1日に8~9時間ほど立ちっぱなしで、仕事が終わるころには靴下のゴムが食い込んで痕がしばらく消えない程。
また、足の疲れや重だるさも酷く感じる。
当院の施術
まず足の状態を確認したところ、足首からふくらはぎにかけて酷くむくんでおり、筋肉の張りも非常に強い状態でした。
また、臀部周り筋緊張も硬くなっており、足につながる血管を圧迫し血流を阻害していることも要因の一つと考えました。
血流や自然治癒力をコントロールしている自律神経を調節する施術に加え、臀部や脚、特に下肢の経穴に刺鍼し、そこに低周波の電気を流す鍼通電療法を行いました。
電気で筋肉を動かし、腓腹筋の筋ポンプ作用を促進させむくみを改善していきました。
経過
1回目
まだ大きな変化は見当たらないが、少し足首が細くなって様な気がする。
2回目
足のだるさが軽くなった。施術後足がポカポカしている。
3回目~5回目
以前よりむくみが軽くなってきた様な気がする。
6回目~8回目
仕事が終わってから、むくみ難くなっている。
現在も継続して施術中
ニキビとは、前額部(おでこ)、頬、口の周り、下あごなどにできる発疹を指します。思春期から青年期にかけてよくみられ、胸や背中の中心部などに出来ることもあります。
一般に思春期にできるものが「ニキビ」、大人になってできるものが「吹き出物」といわれることがありますが、実は両者の区別はなく、同じものです。どちらも「尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)」という皮膚の病気の通称です。

原因は様々ですが大きな要因は3つです。
・毛穴の閉塞
・皮脂の過剰な分泌
・アクネ菌というニキビの元となる菌の繁殖
肌は約28日のサイクルで角質がはがれ落ちて新しい皮膚細胞に生まれ変わる「ターンオーバー」を繰り返しています。通常皮脂は毛穴から汗とともに排出されますが、ターンオーバーがうまくいかない場合毛穴の角質が厚くなり、毛穴の出口が塞がれて皮脂が詰まってしまいます。
そうすると、皮脂を栄養にしている「アクネ菌」が過剰に繁殖し炎症を起こして発疹を起こしてしまいます。また、角質が厚くなること以外にも、皮脂が過剰に分泌しすぎると、毛穴を塞いでしまう原因になってしまいます。
発達した脂腺が集まった場所を脂漏部位といいます。脂漏部位は頭皮、顔面(眉間、鼻翼などのいわゆるTゾーン)、胸骨部、肩甲骨部、腋窩部などで、これらはニキビの出来やすい部位と一致します。
男性ホルモンの「アンドロゲン」には皮脂の分泌を高める性質があります。思春期にニキビの発生が多いのはこのせいです。また、もともと脂性肌であったり、糖分や油分の多い食生活や過度なストレスなどもホルモン分泌の異常や皮脂分泌の促進につながりニキビの発生や悪化の原因になってしまいます。
・生理周期による皮脂分泌の増加
女性の場合生理周期によりニキビができやすい時期もあります。排卵後(黄体期)から月経前までは女性ホルモンのプロゲステロンの作用により皮脂分泌が活発になり、ニキビや吹き出物ができやすくなったり、肌荒れが起こりやすくなります。
食生活は吹き出物の大きな原因の一つです。特に皮脂の分泌が増えてしまうような油分・糖分の多い食べ物は吹き出物の発症、悪化を引き起こします。
また、香辛料が強い食べ物も、汗の分泌を促すと同時に皮脂の過剰分泌を引き起こすことがあるため、吹き出物には良くないと考えられています。
吹き出物は食べ物だけでなく、極端なダイエットによる栄養バランスの偏りや夜間遅い時間帯の食事など食事リズムの乱れも原因となることがあります。
ニキビの悪化していく段階
・微小面皰(びしょうめんぽう)
毛穴の開口部が狭くなり、過剰に分泌された皮脂が毛穴に詰まっている状態です。ニキビができやすくなっていますが、肉眼では確認することが難しいため、見つけて治療することはほとんど不可能です。
・面皰(めんぽう)
毛穴が詰まって皮脂が溜まり毛穴が膨らんだ状態です。白いニキビに見えるので白ニキビとも言われます。
・丘疹(きゅうしん)
面皰内でアクネ菌がさらに繁殖して赤く炎症を起こし、ブツブツと丘のように盛り上がってる状態です。
・膿疱(のうほう)
丘疹の炎症がさらに進展した状態です。膿疱では毛穴の外壁が破壊され、内容物が漏れ出て炎症をより進展させます。毛穴の外壁が拡がり破裂すると、角質や皮脂などの面皰の内容物が真皮に漏れ出て強い炎症を生じます。
・嚢腫、結節(のうしゅ、けっせつ)
強い炎症を伴い毛穴が拡大して嚢腫を形成したり、毛包の破壊が進むと周囲の反応が増して結節を生じます。
・瘢痕(はんこん)
いわゆるニキビ跡と呼ばれるもので、炎症が強い場合には軽快後にコラーゲンの消失による陥凹性瘢痕(クレーター)や、コラーゲンの増生による肥厚性瘢痕を残すことがあります。
問診と血液検査、ホルモンバランスの検査など必要に応じて行います。治療は一般的に薬物療法で内服薬や外用薬が処方されます。また、皮脂の分泌を減らす目的で各種ビタミン剤や、体質改善目的で漢方治療を併用することもあります。場合によってはコメド(面皰)圧出などの処置が行われることもあります。
保険外治療としては、ケミカルピーリングや抗アンドロゲン治療や殺菌目的の光線治療などがあります。
「肌は内臓の鏡」といわれ、内臓の状態が皮膚にあらわれると考えられています。
ニキビや吹き出物は熱邪や湿邪などの外からの刺激により体内に熱がこもる事や、気や血の巡りが悪くなり老廃物が溜まりやすくなることが原因と考えられています。
また、外邪の侵入やストレスや疲労、生活習慣の乱れなどで、五臓六腑の「肺」「脾」「胃」「肝」などの働きが低下することなども大きく関係しています。東洋医学では肺は皮膚呼吸の機能維持、脾は消化器系から皮膚へ栄養を運ぶ働き、肝は浄化作用、脾胃の機能調整に関係していると考えられています。
当院では皮脂の分泌や、血流、免疫機能、肌の新陳代謝などに深く関わる自律神経のバランスを測定しお身体の状態を把握した上で治療を行います。
自律神経系の調整施術を行い、内臓機能や免疫力を高め症状が治癒しやすいお身体の状態へ整えます。また、東洋医学的観点から肺、胃、脾、肝などの機能を高めるツボを取り入れます。さらに、症状のある部位の周辺のツボに鍼やお灸で刺激を与え血液の循環を促進し、皮膚の新陳代謝を促し炎症を抑える作用を促します。

症例
30代 女性
小学生の時にニキビができはじめ、それからずっと続いている。薬や健康グッズ、温泉などを試したが治らない。ニキビの量や赤みが引く時はたまにあるが、ゼロになったことは小学生の頃からない。
いつも化粧やマスクで隠しているため肌の負担になっているのか肌荒れも気になっている。
当院の治療
自律神経測定器で計測したところ、交感神経が優位になっていることと、ストレスの数値が高く測定されました。
また、生活習慣での運動不足や食生活の乱れもあり、当院では自律神経を整えて、ご自宅では食生活に気を付けることを決めました。
鍼は初めてで、痛いのは苦手とのこと。ソフトな治療を行いました。
治療経過
◇1回目◇
鍼に緊張したが、思っていたほど痛みはなかった。
◇2~7回目◇
回数を重ねるごとに肌の調子が良い。食事改善が少しだけストレスになっている。
◇8~15回目◇
鍼に慣れてきたので、刺激量を増やしての治療にチャレンジ。身体のだるさはあるが、スッキリ感があるので少しずつ刺激を増やしていった。
治療をするたびに、肌の調子が良くなっているのを感じている。
食事を改善した生活にも慣れてきた。
◇16~22回目◇
内臓機能が向上したのか、体温が35度台から36度台に変わった。新しい吹き出物ができにくくなってきた。
◇23回目◇
顔の赤みと吹き出物がほぼなくなった。
かなり改善したので一度治療を終わりにして様子をみることにした。
①眼と自律神経系の関係
自律神経失調症の症状の一つとして眼の疲れ・眼精疲労があると知られており、目と自律神経系との関係は深いといえます。
自律神経とは、血管・リンパ腺・内臓などに分布しており無意識のうちに循環器系・呼吸器系・消化器系の身体機能を調節して自分の意志とは無関係で環境や状況に適応して生命活動の維持や調節を行い、絶えず活動している神経です。
交感神経・・・・・主に昼間に働く神経で代謝や消化などの生命活動を活発にする働きがある。また精神活動を促進・興奮させたり、心拍数の増加や血圧を上昇させたりする。
副交感神経・・・主に夜に働くリラックス神経。安定した精神状態にあり穏やかな気持ちにする。また呼吸をゆっくりさせ、心拍数の減少や血圧を下降させたりする。

眼の組織と自律神経の作用効果
| 標的組織 | 交感神経刺激 | 副交感神経刺激 | |
| 眼球 | 瞳孔散大筋 | 収縮 | ― |
| 瞳孔括約筋 | ― | 収縮 | |
| 眼筋 | 毛様体筋 | 弛緩 | 収縮 |
| ミュラー筋 | 収縮 | ― | |
※自律神経の調整先
自律神経は脳の視床下部で調節されている。視床下部は、脳幹にある心拍数・血圧・呼吸・消化の自律神経中枢の活動も調節・統合している。
ここで注目していただきたいのが毛様体筋とミュラー筋です。
毛様体筋はカメラのレンズの役割をする水晶体に作用してピントを合わせる役割があります。近くの物を見る時は毛様体筋が緊張して水晶体を暑くしてピントを合わせます。遠くを見る時は逆に毛様体筋緩ん水晶体を薄くしてピントを合わせます。
パソコンやスマホが広く普及している現代の日本では、近くの物にピントを合わせることが多いため毛様体筋は常に緊張状態にあり疲労が蓄積されていきます。すると目の疲れに繋がるのです。
人間の目は本来長時間近くの物にピントを合わせるような構造はしていません。遠く物を見て敵から身を守ったり、獲物を見つけ出すために発達してきました。近くの物を多く見るということは、人間本来の構造とは逆行しているということです。
アフリカなどのまだパソコンやスマホなどが普及していない地域の人々の視力がいいのは、こういった人間本来の目の使い方をしているからです。
朝起きて夜眠るという人間本来の習慣からはずれ、夜勤など夜働き昼眠る方の自律神経が乱れやすいように、人間本来の働きと逆行すると自律神経は乱れやすくなります。
次はミュラー筋です。ミュラー筋はまぶたを上にあげる上眼瞼挙筋の働きの補助をします。目の酷使により上眼瞼挙筋が疲労してくるとその分をミュラー筋でカバーしようとします。
すると、どんどんミュラー筋への負担が重くなり、交感神経を刺激します。パソコンを多く使うお仕事をしており、目の疲れが強い方は、交感神経か緊張状態の方が多いです。
そういった方は、上眼瞼挙筋が疲弊してミュラー筋への負担が大きくなっていることがほとんどです。当院では、目の周りを刺激することでこういった目の周りの筋肉の疲労をとるような治療をしております。
眼精疲労とは目を使う仕事をするとき、普通の人では疲れない仕事でも容易に目が疲れて痛くなり物を見ているだけでも目のかすみ、まぶしさ、目の充血、ドライアイといった症状が現れる疾患です。
また目の症状以外にも首や肩の凝り、吐き気、便秘、全身倦怠感など全身症状がみられることも一つの特徴です。このような状態が続いてしまうとうつや不眠といった精神性疾患となることもしばしばみられます。
眼精疲労の原因は大きく分けて4つあります。
ⅰ)調節性眼精疲労
屈折異常や調節異常によっておこる眼精疲労です。とくに遠視、近視、乱視、老眼の場合で、物が適正にみることができないためピントがうまく合わず無理に調節しようとして眼精疲労が発生すると思われます。
ⅱ)筋性眼精疲労
眼筋麻痺・斜位・斜視など眼筋に異常がある場合に起こります。
ⅲ)症候性眼精疲労
角膜炎・結膜炎などによっておこります。最近ではドライアイも眼精疲労の原因として考えられています。緑内障の初期には目のピントを合わせる調節力が低下してくることがあり、眼精疲労の原因になります。
ⅳ)不等像性眼精疲労
両眼の網膜にうつる像の大きさや形が異なることを不等像視といい、これによりおこる眼精疲労をいいます。メガネやコンタクトレンズが合っていないためにおこることが多いです。
ⅴ)神経性眼精疲労
眼には異常はなく、全身衰弱、心身症、神経症などでおこる眼精疲労をいいます。仕事などでストレスが強くなると体に様々な悪影響を与えます。眼精疲労はその一種と考えられます。
目の疲労は、身体全体に影響を与えてしまう可能性があります。それは、筋肉の関係と自律神経の関係が理由に挙げられます。まずは、筋肉の観点から見ていきたいと思います。当院に眼の疾患で来院される方の多くは、肩こりや頸部痛及び自律神経失調症など心療内科系の疾患を同時に抱えて来院されます。
ⅰ)眼周囲の筋肉
眼周囲の筋肉の過緊張は、表情筋である前頭筋→帽状腱膜→後頭筋を通して頸部及び肩部の筋肉(僧帽筋・胸鎖乳突筋・板状筋群・棘筋群)にも影響を与え、肩こり・頸部痛を引き起こします。
表情筋群
| 筋名 | 起始 | 停止 | 作用 | 支配神経 |
| 前頭筋 | 帽状腱膜 | 眉部・鼻根の皮膚 | 眉を引き上げ、前頭部に皺を作る | 顔面神経 |
| 後頭筋 | 上項線 | 帽状腱膜 | 帽子状腱膜を後方に引く | 顔面神経 |
| 側頭筋 | 側頭窩 | 下顎骨の筋突起 | 口を閉じる・下顎骨を後方に引く | 三叉神経 |
| 眼輪筋 | 眼窩の内側縁 | 眼窩周囲の皮膚 | 閉眼 | 顔面神経 |
| 皺眉筋 | 前頭骨の鼻部 | 眉部 | 眉間に皺を作る | 顔面神経 |
| 上眼瞼挙筋 | 視神経管 | 上眼瞼 | 上眼瞼の挙上 | 動眼神経 |
※眼精疲労が自律神経失調の原因にもなります
眼精疲労の症状が長く続いてしまいますと自律神経失調へ繋がってしまう危険性があります。自律神経失調の症状はひとそれぞれで精神的な落ち込みなど精神的な症状から体の慢性的な痛み・耳鳴り・動悸・胃腸の不調・便秘・生理不順など多種多様です。人によっては複数の症状が出て日常生活の質を著しく低下させてしまいます。
場合によっては仕事ができなくなる・家事が手につかないなど生活のリズムがくるいさらに自律神経の状態を乱しかねません。
近年では仕事で一日中パソコンに向き合い、プライベートでもスマートフォンやパソコンを使い目を酷使する機会が増えています。
この近くのものを見続ける生活は、目の毛様体筋が緊張させて交感神経が長時間働きっぱなしとなります。特に夜は交感神経の活動が抑制されないといけませんが、夜遅くまで目を酷使していると著しく自律神経のバランスを乱します。
それが毎日のように続くと自律神経失調症となってしまうのです。
当院では、目の周囲に直接鍼やお灸を施すことで目の周囲の筋緊張の緩和をしていきます。顔の部分は感覚が鋭く、人間の構造上痛みを感じやすくなっています。
鍼やお灸の刺激量には細心の注意を払って施術していきます。眼精疲労が主な症状であっても首肩こりや自律神経の乱れがある場合が少なくありません。上述したように目と自律神経には深い関わりがあり、自律神経が乱れてしまうと目のピントを合わせる筋肉に影響が出たり、まぶたが開きづらくなってしまいます。
当院では、お腹や背中、手足のツボを用いて自律神経を整える施術を目の施術と並行して行っていきます。


症例
30代 男性
仕事はデスクワーク、趣味はゲームで1日平均で18時間は画面を見ている生活をしている。
20代の頃は短時間睡眠でも体力が回復したが、2ヶ月前から睡眠がおかしくなりはじめ眠気が全くこない時と、普段の3倍の睡眠時間を毎日取っても体力が回復しない身体になってしまった。
睡眠に問題がでてから眼精疲労も強くなり、眼の奥が痛みはじめた。仕事中も画面を続けて見ることができなくなった。
これ以上悪化すると、趣味はもちろん仕事もままならないのでネットで探していたら当院を見つけたので来院。
治療頻度は週2回からスタート
当院での治療
眼の周りの筋肉の固さはもちろん、頭皮が全体的に固くなっており、特に側頭筋の筋緊張が強くなっていた。
また、運動習慣がなく身体の上半身は筋肉が固く、下半身はむくんでおり血流が悪い状態だった。
そのため、眼の周り、首肩周りの局所治療と、全身の血流改善の治療、睡眠改善の自律神経調節治療を行った。
治療経過
◇1回目◇
治療中に寝れてスッキリした。
◇2回目◇
眼の奥の痛みは変わらないが、治療した日は良く寝れる。
◇3~7回目◇
回数を重ねていくと、眼の痛みが少しずつ楽になった。
◇8~12回目◇
治療頻度を週に1回にした。
睡眠も安定してきたからか、眼精疲労が気にならなくなった。
◇12~15回目◇
仕事の繫忙期で疲労とストレスが高くなり痛みが戻ったが、1回の治療でなくなった。
◇16回目◇
痛みがほぼ気にならなくなったので、治療頻度を月に1,2回にしてメンテナンスとして通っている。
清水大地

資格
はり師
きゅう師
2008年 鈴鹿医療科学大学鍼灸学部 卒業
卒業後2年間北京中医薬大学に留学。日中友好医院にて多くの臨床経験を積む
2011年 おおうち総合鍼灸院に勤務。眼科鍼灸の確立
2014年 中目黒にて東京α鍼灸整骨院を開院
2016年 渋谷α鍼灸整骨院を開院
2018年 三軒茶屋α鍼灸院を開院
当院の月経不順に対する鍼灸治療は、自律神経の乱れを整え、身体の冷えを取り除くことにより月経不順の改善を促します。
治療手順
1.問診
しっかりと問診をして原因のありそうな部分を特定していきます。

2.自律神経測定器
自律神経測定器を用いて現在の体の状態を把握します。

3.仰向け治療
冷えのある部分にお灸を施したり、全身治療により自律神経を調整します。

4.うつ伏せ治療
背部兪穴という五臓六腑の状態を調節するのにとても重要なツボがありますので、その部分を刺激していきます。

20代女性
学校や仕事などでストレスを感じる際に生理痛に悩まされていたが、1か月前から生理痛に加えて経血量も増えてきた。月経周期も遅れることが多い。生理前にはイライラ感や怒りっぽくなり、イライラしている自分に腹が立ちさらにイライラ感を増す悪循環を起こしている。
月経不順のほかに慢性的な肩こりや腰痛もあり、とくに月経前になると腰痛はひどくなって生活に支障をきたすほどとなる。
当院の治療
自律神経測定器の結果、交感神経が過亢進状態でしたので、自律神経で体全体の調子を整えた上で、肩や腰のこりや痛みを取り除いていきました。
◇1回目◇
治療後肩こりや腰の症状は楽になった。生理の痛みはあまり変わらず。
◇2回目◇
月経が終わり、生理の痛みは引いてきたが、前回治療後よくなった肩こりは仕事で忙しくて戻ってしまった。治療後は軽快。
◇3~5回目◇
月経前は、少し体がだるい感じが出たが、いつものような月経前のひどい腰痛はでなかった。生理痛もいくらかましになったとのこと
◇6~10回目◇
全体的な身体の調子が上がってきてイライラ感も減ってきた。肩こり・腰痛は減ってきた。
◇11回目◇
月経周期は2日だけ遅れたが生理痛がなくなり、経血量もだいぶ減ってきた。
症例2
40代 女性
30代半ばで子供出産。それを境に徐々に月経が遅れるようになってしまった。特にここ2~3年は子育ても少し落ち着き、新しく事務仕事のパートをやるようになるとさらに悪化。50日間も月経が来ない時もある。仕事もデスクワークが主で座ったままパソコン作業をしていてストレスも溜まっている。朝も子供も学校への支度など早く起きて準備するため睡眠時間も平均すると5時間ほどと身体の疲れも抜けきれない状態。
あまりに月経が遅く心配となったため産婦人科を受診。器質的疾患や内分泌系疾患などは発見されなかった。そこでは、月経を誘発する薬を処方されたが、多少改善された程度でまだまだ月経時期が安定せずに遅れがちだったため、ほかの改善策はないかと当院にご来院されました。
治療
腰部や下肢、特に足先の冷えが顕著にみられた。自律神経測定の結果も交感神経の活動が高い状態で副交感神経の活動は抑制された状態でした。自律神経の状態を整えることとお灸で腰部・下肢の冷えをとる施術、併せて東洋医学的なアプローチ(心・肝・腎の機能を整える)をしていきました。
経過
最初の10回程は週に1~2回程の治療間隔で治療。その後は2週間に1度ほどの治療間隔で施術していきました。
治療開始して徐々に体の疲労感も取れてきて睡眠の質が上がったような気がしたとのこと。なんとか以前よりも1時間早くベッドに入るようにしていただいたが、夜ぐっすり眠ることが出来る。治療開始てはじめての月経周期が35日とやや早まった。
その後、徐々に腰部・下肢の冷えなども改善。その後月経周期が30日前後と安定するようになった。
症例3
20代 女性
10代の頃から月に2回月経がきていて、短くて10日間、長いと15日間ずっと出血している。思春期の頃はホルモンバランスも安定していないからと様子を見ていたが、今も変わらず月に2回月経があり、出血期間も長いので、出血のない日は月に10日もない。
生理痛も酷く、薬を飲めば楽になる日もあるが効かない日は何もできなくなってしまうので、なんとかしたいと思い来院。
日常的に貧血を起こしている。本人は慣れたと言っていたが、家族はこのままでは就職活動にも支障をきたしそうなので心配している。
当院の治療
自律神経測定機で計測したところ、血管の弾力性の低下、ストレス過多など自律神経の乱れがみられたことと、幼少期からアトピーや手足の冷えもあり体質改善が必要だと説明しました。
体質改善のための東洋医学的な内臓にアプローチする治療と、血行促進と自律神経を整える治療を行いました。
治療経過
◇1回目◇
特に変化なし
◇2~4回目◇
便通が良くなっている気がする。
◇5~10回目◇
月経不順に変化はないが、身体のだるさは軽くなっていく。
◇10~22回目◇
月経不順に変化はないが、手足の冷えが改善した。
◇23回目◇
月に2回月経はくるが、ほぼ10日間で終わるようになった。
◇24~37回目◇
月に2回月経はくるが、出血の日数が短くなっていった。
◇38回目◇
1回の月経が7日で終わるようになり、日常生活も快適に過ごせるようになったため治療を終了。
月経不順は東洋医学において「経乱」とよばれています。また月経異常は東洋医学でいう「心」と「脾」が深く関係していると言われています。気血は、脾胃の作用によって運ばれますが、脾の機能が低下して気血をうまく運べない状態となってしまうと月経異常が起きます。
また「心」の「血脈を主る」という心臓でいうポンプ作用が低下してしまうと細部に血液が回らなくなり、月経になりやすい状態となります。
これは、西洋医学でいう心臓のポンプ作用のことを指します。それ以外にも身体の細部にまでわたる新陳代謝や機能の発現なども指します。
思考や分析・判断処理などの意思決定や思想のことを「心」が主っていることを指します。
血液の成分である津液が汗に変化することを指します
脾と胃の作用により消化された栄養物質を全身に送り届かせたり、気・血・津液などの生成
を行います。
脾の運化作用で全身に気血や栄養物質を送り届かせるためにそのような物質を脈外に出さないようにする作用があります。
脾の機能によって運ばれた物質が四肢や筋肉を栄養することをあらわします。
脾が血の生成の元を供給して心は血を循環させてさせる役割があり、お互いが関係しあっています。よって脾の機能が低下すると心にも影響を及ぼし、また逆に心の機能が低下すると脾の機能が低下します。
月経が規則正しく来ないものです。月経の悩みで一番多いのが月経不順です。
月経は女性の生涯で35~40年間です。
月経周期は、だいたい30日前後で繰り返されます。前の月経がはじまった日から次の月経が来るまでの期間が月経周期になります。月経周期が25~38日の間であれば正常な周期と言えます。
24日以内と周期が短いと頻発月経と呼び、39日以上遅れるものを稀発月経と呼びます。
月経不順の原因を引き起こす病気には多嚢胞性卵巣や高プロラクチン血症があります。
子宮内膜が溶けて落ち、出血がおこるものです。
これは、子宮内膜は細胞や毛細血管、分泌腺などが含まれた組織です。この組織が次の月経に向けて、体内にある酵素が働き出血となって身体の外に出されるためです。
子宮内膜は子宮の内側を覆っている膜で、月経周期によって厚さを変えていきます。
この子宮内膜の厚さや月経周期は女性ホルモンによって作り出されています。
月経に異常がある時は多くの原因がホルモン分泌のアンバランスです。
月経は女性ホルモンによってコントロールされています。
脳の視床下部よりゴナドトロピン放出ホルモン(GnRH)が脳下垂に指令をだして性腺刺激ホルモンのゴナドトロピンを放出します。
このゴナドトロピンは二種類あって、女性ホルモンの卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)です。
この二種類が排卵を促せたり、子宮内膜をコントロールします。排卵期には卵胞ホルモンが増えて排卵促すのと子宮内膜を増殖させて厚み作ります。排卵後は黄体ホルモンが増えてさらに子宮内膜を厚くさせる作用があります。
子宮内膜は妊娠しやすいようにするのと、妊娠後に受精卵に栄養が渡るように「新鮮な状態」を作り出さなければいけないため、月経に周期があります。
この女性ホルモンは脳によって管理されている場所です。この脳はストレスや精神状況によって影響を受けやすいものです。
その影響で月経周期に変動を起こすことがあります。
ストレスのよる無月経は全体の約10%にのぼると考えられております。心理的ストレスは、受験・入学・就職・転職など生活環境の変化が大きい時に特に感じることが多いかと思います。また職場や家庭で上手く物事が進まないときなど現代ではストレス感じそれを溜めこんでしまい発散できないという方が増えています。特に本人がストレスと感じていなくても症状が出る可能性もあります。
また体重の減少も月経異常の大きな原因となりえます。特に危険なのが本人に痩せすぎているという自覚がなく、正常な体重にしようとすることを拒むことで起こる神経性無食欲症という病態です。これは思春期に起こりやすく、月経が開始してから栄養不良から無月経となり、ホルモンの分泌が抑制されてしまい、成長していくにしたがって様々な身体の悪影響が出てしまうのです。
ストレス以外にも冷えや自律神経の乱れ、生活習慣などがあります。
病気や加齢なども原因として考えられます。
・ストレス
・ダイエットなどで体重が減少
・自律神経の乱れ
ストレスや過度なダイエットは自律神経の乱れを生みホルモンバランスが崩れて、月経周期が定まらないままにしておくと将来妊娠しにくくなる可能性があります。
月経不順を軽いものと考えていると将来的に妊娠の可能性だけでなくいろいろな不定愁訴から病気になることもありますので甘く考えてはいけません。
血をサラサラにする効果もあります。悪玉コレステロールを減少する作用があります。さらに血管の拡張作用もあるため、高血圧、動脈硬化、高脂血症、心筋梗塞などの病気にもなりにくくなります。
お肌の艶に関係する、コラーゲンとヒアルロン酸を増やしてくれます。
骨の破壊と再生の新陳代謝を調節してくれます。骨量のバランスが崩れると骨粗鬆症になります。
脳内の神経伝達物質のセロトニンやドーパミンを増やす作用がありますので、気分を明るく前向きな考え方になります。
どれも健康や女性には欠かせないものですので、月経不順とはストレスバロメーターだと思い、早めに改善したほうがいいです。
月経不順から引き起こされる病気には
子宮内膜は生理の時に剥がれ落ちます。この子宮内膜が何らかの原因で子宮の外にでてしまうのが子宮内膜症です。症状は月経痛・下腹部痛・過多月経・生理前の吐き気などです。
10人に1人かかると言われています。
女性の3~4人に1人は子宮筋腫を持っていると言われる程、多い病気です。
子宮の筋肉から発生する腫瘍です。
女性ホルモンの影響を受けて大きくなるため閉経後には小さくなっていきます。
生理の時の出血が多いことや、貧血、頻尿、排尿痛などの症状もありますが、自覚症状がない場合もあります。これは子宮筋腫ができる位置に関係していて、子宮の外側に筋腫がある場合は症状をあまり感じません。
誰でも起こる可能性があるもので、性交によってヒトパピローマウイルスに感染することで起こる病気です。
不正性性器出血が多く、おりものが多くなることもあります。進行するもので下腹部痛・血尿・血便・排尿障害が増えることもあります。
東洋医学では、風邪は疲労やストレスで体の抵抗力が弱くなったところに、皮膚から「寒(冷え)」や「外邪(外から入り込む病因)」が侵入して起こると考えられています。
外邪は風邪、暑邪、熱邪、湿邪、燥邪、寒邪があり、この「外邪」の中で風邪の諸症状を引き起こすのに関係が深いのは「風邪(風が体に与える悪影響)」と「寒邪(寒さが体に与える悪影響)」といわれています。
風に当たり続ける事で体調の熱が奪われることや、皮膚や粘膜が乾燥することでウイルスや細菌が体に侵入しやすくなること、寒さにより体が冷える事で血行が悪くなり、免疫力が低下することが関係していると考えられています。
この「風邪」と「寒邪」はどこから侵入するかというと「口、鼻、皮膚、毛穴」などからです。この呼吸器や皮膚、毛穴と関係が深いのは「肺」といわれています。
東洋医学における「肺」は水分を全身に行き渡らせる働き、汗を調節する働きがあり、外からの外邪を防ぐ働きも肺が関係しています。肺は乾燥に弱い臓器とされていますので、空気が乾燥する時期には肺を病みやすくなり風邪をひきやすくなると考えられています。
肺気虚・・・肺の陽気が不足してしまうと呼吸器系の機能低下や咳、呼吸困難や水分代謝が障害されるために痰の量が増えてしまいます。その他、無力感や息切れなどの気虚の症候もあらわれることがあります。気虚の状態は、病態が長引くことが多く、肺気が持続的に衰える状態に陥りやすくなってしまいます。全身的な気虚としては脾肺気虚・心肺気虚・肺腎気虚が発生してしまうこともあります。
軽度な症状では、自汗・寒気・風邪をひきやすいなどがあります。
肺陰虚・・・肺の陰液の不足の病態で慢性病による栄養障害・炎症による津液消耗や乾燥した環境などによって生じます。症状として乾咳・血がにじまる粘痰、声が出ない、のどの乾燥感、顔面紅潮、微熱や寝汗などの熱症候があらわれます。肺陰虚は気管支の粘液分泌不足・慢性炎症や自律神経系の乱れなどが関連すると考えられています。
また、東洋医学では五臓六腑の『肺』は、『大腸』との関係が深いと考えられています。肺の下方に向かって機能を推し進める粛降という機能は、大腸の排便機能との関連が深いと言われています。肺の機能が低下してしまうと大腸の機能にも不調が起きやすく、逆のことも言えます。
・大根
大根は漢方の世界でも『除風寒』といって寒気から風邪を回復させる効能やの作用や『下気和中』といって気の巡りを促進させて胃腸の働きをよくするなどの効能があるとされています。現代の研究でも大根のアルコール抽出成分には、ブドウ球菌や真菌などの細菌に対する抗菌作用があることがわかっています。風邪の初期症状の場合、大根と白ネギを薄切りにしてお湯に入れて飲むと効果的です。その他にも大根の葉に豊富に含まれるビタミンCは抗酸化力があるとされ、血管の粘膜を強化する働きもあります。
・ショウガ
ショウガは、風邪に効果があると聞いたことがある方も少なくないのではないでしょうか。漢方の政界でもショウガは、『解表散寒』といって寒気を追い払うことで風邪症状に効果があると言われています。胃腸の働きも回復させる『温中止嘔』や肺の機能を高めて咳を止める『温肺止咳』の効能もあります。現代の研究でも発熱しているマウスにショウガを与えると発汗を促すことで明らかな解熱作用が見られることがわかっています。
・ねぎ
ねぎも風邪症状に効果のある食材として知られている一つです。漢方の世界でも『発汗散寒通陽』といいまして節々の関節の痛みを伴う風邪に対して発汗作用で効果があると言われています。
東洋医学では風邪は身体の表面から入ってくると考えられており、特に後頚部から肩にかけては風邪が入ってきやすいところと考えられています。首や肩が凝り固まりそこへ冷たい風が当たると風邪を引きやすい状態になります。

当院ではまず、自律神経系のバランスを整える治療を行い、五臓六腑の働きを調整し冷えを除き、免疫力を高め自然治癒力を促進する治療を行います。また、東洋医学的観点から肺の働きを補うツボも取り入れていきます。

その後うつ伏せで後頚部から肩の筋緊張を緩め、風邪の治療穴や背部の五臓六腑の働きを調整するツボに鍼やお灸を用いて刺激を与えていきます。同時に腰部や下肢を遠赤外線やお灸で暖める事で、全身の血流を促進し冷えの緩和と、新陳代謝を促進し自然治癒力を高めていきます。

風邪の原因となるのは、約8割以上がウイルスで、残りは細菌や微生物が原因と言われています。同じ風邪でも症状の軽いもの~重いものまで様々です。
これは、風邪を引き起こすウイルスが多種存在し、ウイルスの種類やかかった人の状態によって症状に個人差が現れるためといわれています。風邪のウイルスは常に空気と接している鼻や口を通して体に侵入します。
しかし、健康な人の身体には細菌やウイルスなどの侵入を排除するための自己防衛機能(免疫システム)が働いています。風邪の諸症状はこれらの自分の体の免疫機能が働く事で起こる体の反応です。基本的にゆるやかに進行していき、微熱が徐々に上がってきます。熱は一般的に37~38度程度です。

くしゃみ、鼻水、咳
鼻の中には鼻毛や粘膜が空気清浄フィルターのような働きをし、ウイルスや細菌など異物の侵入を防いでいます。鼻の粘膜に風邪ウイルスが付着するとそれを追い出そうとしてくしゃみや鼻水が出ます。また、ウイルスがのどの粘膜に付着した場合は咳がでます。これらの反応はウイルスが侵入した初期段階に起こります。
発熱、頭痛、筋肉痛、関節痛、喉の痛み、違和感、咳、痰、倦怠感
ウイルスが鼻や口の粘膜を通過し、身体の中に侵入すると血液中の白血球がウイルスを排除しようとして働きます。白血球の中でも貪食細胞と呼ばれるマクロファージや好中球がその名の通りウイルスや細菌を飲み込み、酵素で分解し殺します。貪食細胞が飲み込みきれなかったウイルスに対しては、特定の病原体を排除する役割を持つタンパク質である抗体が免疫システムとして働きます。
抗体はある種の病原体が侵入した時に白血球のT細胞が指令を出しB細胞が抗体を作り始め、次に同じ病原体が侵入してきたときにブロックします。体内でこれらの免疫システムが働く事でその反応として炎症が起こります。この炎症が寒気、頭痛、発熱、筋肉痛、関節痛、喉の痛みや違和感、倦怠感、咳、痰、鼻水などとして現れます。ただしその症状は誰もが同じように現れるのではなく、個人の体力や体調などにより様々です。これらの炎症反応が強いことは、これまでに感染したことのないウイルスであること、ウイルスの性質が強いことや量が多いこと、ウイルスが深く侵入してしまうことなどが関係しています。

・花粉症
スギ花粉が飛散するのは2月~3月にかけての頃です。インフルエンザの流行の時期と重なっています。スギ花粉症がある方ではインフルエンザ、風邪ウイルス、花粉症のどれなのか鑑別が必要になります。見分け方として鼻や喉の症状は花粉症の場合でもなるので鑑別点となりません。
花粉症でも微熱が出ることがありますが、38度を超えるようなことは稀なので高熱の場合は鑑別点となります。しかし目の痒みはインフルエンザウイルスや風邪ウイルスでは通常起こりません。
・インフルエンザ
喉の痛み、鼻水、頭痛、悪寒、倦怠感、関節痛、筋肉痛などの症状が現れます。風邪との大きな違いは風邪が徐々に熱が上がるのに対して、インフルエンザは突然38℃台の高熱が出ることが挙げられます。重症化すると気管支炎や肺炎などを併発する事もあり、子供の場合は中耳炎や熱性けいれん、ときには急性脳症を起こす可能性があります。
気になる症状があればすぐに病院で検査を受けましょう。インフルエンザの場合は早期治療が非常に重要です。
・アレルギー性鼻炎
家のほこりやダニ、スギ、ヒノキ、ブタクサ、イネなどの花粉によって起こります。くしゃみや水っぽい鼻水、鼻詰まりが特徴です。花粉が原因の場合には喉の痒みや発熱も見られます。春先に多いため、初めて発症した人は風邪と思い込みやすいと言われています。
アレルギー性鼻炎は鼻症状やくしゃみの他に目の痒みや涙、充血下痢や皮膚の痒みなどが起こることもあります。原因が花粉以外の場合は発熱は無いといわれています。
・急性気管支炎
多くはウイルスが原因となる病気で鼻水、喉の痛みの他、悪寒やふしぶしの痛み、咳、微熱など風邪そのものの症状が現れます。最初はコンコンと乾いた咳が出ますが、やがて少量の白いたんが、さらに進行すると緑や黄色のたんが絡むようになります。気道が狭くなり、咳の後ゼイゼイという音や、ヒューヒューという音がし始めます。重症化すると高熱が3~5日程続くといわれています。タバコを吸う人、ダイエット中の人、子供や高齢者などは発症しやすいため注意が必要です。
・肺炎
細菌やウイルスが鼻や口から侵入することで起こります。健康な人は喉で排除できますが、風邪を引いて喉に炎症が起こっていたり、慢性疾患などで体力や免疫力が弱っているなどに肺炎を起こしやすくなります。
体力の少ない子供や高齢者は特に注意が必要です。肺炎は、ガン、心臓病に続いて日本人の死亡原因の第3位となっている病気です。症状は肺炎を起こす病原体の種類や炎症を起こしている部位によって少しずつ異なります。たいてい38度以上の高熱がでますが、高齢者の場合は熱が出ない場合もあります。肺炎の特徴は激しい咳です。
たんを伴なわない乾いた咳が長く続くことが多いのですが、黄色や緑色の痰を伴なう湿った咳が出る事もあります。他にも悪寒、息苦しさ、胸痛、筋肉痛、関節痛、食欲不振、倦怠感、頭痛などの症状がみられます。
炎症が肺を包む胸膜に及ぶと胸痛が起こったり、血液の中の成分が染み出して胸と胸壁の間の胸腔に水が溜まることで胸膜炎を起こすこともあります。また、悪化すると血液中の酸素不足からチアノーゼ(唇や顔が紫色になること)が現れ、呼吸数や脈が速くなることもあります。
・結核
結核菌という細菌が体内に入り、増殖することにより起こる病気です。結核菌に感染しても必ず発症するわけではなく、健康であれば菌を吸い込んだ後人の身体は免疫によって結核菌を抑え込んでしまいます。
しかし、体力が低下したり、病気になって免疫機能が働かなくなるなどして抵抗力が落ちると、抑え込まれていた結核菌が再び活動を始め、発病する可能性があります。日本では結核の約八割は肺結核です。結核菌が肺の内部で増え、結核に特有な様々な炎症が起こ
ります。続いて肺が破壊されていき、呼吸する力が低下します。肺以外の臓器が侵されることもあり、リンパ節、腎臓、骨、脳など体のあらゆる部分に影響が及ぶことがあります。初期の症状は風邪と似ており、倦怠感、咳やたん、発熱(微熱)などの症状が長く続くのが特徴です。ただしそれが2週間以上も続いたり、良くなったり悪くなったりを繰り返すところが風邪と異なります。
風邪にかからないためには、免疫機能を強化し、感染を予防するための生活習慣が重要です。以下は、風邪予防のための生活習慣の一部です。

症例1
50代 男性
季節の変わり目によく風邪を引く。熱は微熱程度で、咳や鼻水が続き喉が痛む。身体はだるく、一度風邪を引くと2週間ほど症状が続く。
中途覚醒があり、睡眠の質はあまり良くなく、日中に眠気を感じることが多い。
今回も風邪の症状が治らないため当院へご来院された。
施術
免疫機能は自律神経の影響を受け、自律神経の乱れが免疫力の低下を引き起こします。交感神経が優位な状態が続くと、顆粒球という白血球が増えます。顆粒球が発する物質にはリンパ球という白血球の働きを抑える作用があり、ウイルスなどに感染しやすくなります。また、交感神経が優位な状態は、コルチゾールというホルモンを分泌し、免疫細胞の働きを抑制してしまいます。
副交感神経を働かせ、免疫力の向上、睡眠の質の改善のため、自律神経調整の施術を行いました。
来院頻度は1週間に1回。
一回目
施術後は身体が軽くなった。咳が治まり、よく眠れた。
二回目
咳は完全に治まり、身体のだるさが楽になった。施術をした日はよく眠れる。
三回目
以前より身体が軽く感じる。風邪の症状は完全に治まっている。
以降、メンテナンスでご来院中。
清水大地

資格
はり師
きゅう師
2008年 鈴鹿医療科学大学鍼灸学部 卒業
卒業後2年間北京中医薬大学に留学。日中友好病院にて多くの臨床経験を積む
2011年 おおうち総合鍼灸院に勤務。眼科鍼灸の確立
2014年 中目黒にて東京α鍼灸整骨院を開院
2016年 渋谷α鍼灸整骨院を開院
2018年 三軒茶屋α鍼灸院を開院
シェーグレン症候群に対する当院の治療はまず東洋医学的観点により、機能が低下している臓腑、主に『肺』『脾』『腎』の機能を補うような治療を施していきます。治療前に脈診・舌診・腹診などを用いて、特にどの部分が弱っている可能性があるか問診をいたします。
また、自己免疫疾患の場合でも自律神経の乱れが見られることが多いため自律神経の状態を自律神経測定器で計測してその結果をふまえて自律神経調整治療も行っていきます。

特にドライアイが強く出ている方の場合は、ドライアイの治療を積極的に行っていきます。あわせてドライマウスの施術も頬周辺のツボを使って行っていきます。

シェーグレン症候群の治療期間につきまして体質の変化などを目的に3か月ほどと比較的長めの治療スパンを見ていただいております。最初の一か月ほどは週に2回ほどの間隔で詰めて治療を行い、それから徐々に治療間隔を延ばしていくと効果的です。

シェーグレン症候群は、1930年にスウェーデンの眼科医(シェーグレン)によって報告されたのが最初と言われています。40代・50代の方に多く発症し、特に女性に多く男女比は1対14ほどといわれています。1993年度の政府による自己免疫疾患調査によるとシェーグレン症候群の有病率は10万に約15人程度の割合とされていますが、病院にかかっても疾患の特定に至っていない場合も多いと推察されています。
シェーグレン症候群は、自分の体を自分とは違うものと認識してしまい自分の体を攻撃してしまう自己免疫疾患だと考えられています。自己免疫疾患は、よく知られている病気では関節リウマチや全身性エリテマトーデスがあり、膠原病として一括りにされることもあります。人間の体には、ウィルスや細菌が体内に侵入してきた際にそれを認識して侵入者を攻撃して撃退する機能が備わっています。それを免疫機能と呼びますが、自己免疫疾患では自分の細胞も外からの侵入者も見分けがつかない状態に陥ってしまい見境なく攻撃してしまうのです。
その攻撃する場所が、違うことで疾患が分けられます。主に手の関節の節々を攻撃してしまうのが関節リウマチ、全身の各臓器が攻撃されてしまうのが全身性エリテマトーデスといった具合です。
そして、シェーグレン症候群では全身の分泌腺が攻撃を受けてしまう疾患です。
シェーグレン症候群は、主に2つの症候群に分類されます。
原発性シェーグレン症候群
関節リウマチや全身性エリテマトーデスなどの自己免疫疾患を併発していない場合、原発性シェーグレン症候群と言われます。日常的にドライアイやドライマウスに悩まされているが、日常生活にまでも支障をきたしていないこともあります。
続発性シェーグレン症候群
原発性シェーグレン症候群とは逆にシェーグレン症候群の他に別の自己免疫疾患を患っている場合を続発性シェーグレン症候群といいます。自己免疫疾患でも様々な病気があるため、それらの診断が非常に難しくなり、病院でも疾患の特定が難しくなる原因となります。
シェーグレン症候群は、主に分泌腺を侵入者と判断して攻撃するため分泌腺のある目や口腔、鼻腔、呼吸器などに症状が出ることが特徴です。
・ドライアイや疲れ目
ドライアイや疲れ目は、パソコンやスマホ操作など目を酷使する現代では非常に多い病気です。それは、画面を集中的に見ることで瞬きが減少して自然と目の表面の涙の量が少なくなることが原因です。しかしシェーグレン症候群の場合はそういったことではなく涙の分泌腺自体が攻撃を受けてしまうため涙の量が減ってしまうのです。
よって日常的に排出される涙の量も減ってしまいますが、感情による涙や玉ねぎを切ったり、目の中にゴミが入ったときなどに出てくる涙も出なくなってしまっている状態なのです。
・ドライマウス
唾液腺も攻撃を受けてしまうため唾液の分泌量も減ってしまいます。唾液には、抗菌・殺菌作用や口腔粘膜の保護、食べ物を潤滑に食道に運ぶ作用などがあります。それらの作用が低下してしまうため、虫歯・口内炎・口腔内が傷つきやすくなる・味覚が低下する・唇がひび割れてしまう・パサつく食べ物が食べられなくなるなどの状態を招いてしまいます。
・呼吸器疾患
鼻や気管支などにも粘液腺という分泌腺があります。それらの機能は外からの侵入者を痰として体外に排出する役割があります。その機能が低下してしまうため肺感染症などの呼吸器感染症にかかりやすくなっていましまいます。
・頭痛
シェーグレン症候群で頭痛に悩まされる方は多いです。吐き気を伴ったり頭ががんがんと痛む激しい頭痛に悩まされてロキソニンなどの鎮痛剤も効果がなく、慢性的な頭痛となり集中力の低下やめまい、精神疾患と発展していくこともあるので注意が必要です。
・その他
自己免疫疾患の特徴でもある血管の壁を攻撃してしまうため気づかないうちに青あざができたり、レイノー現象(寒冷刺激で痺れ感や皮膚が紫に変色する)が起きることがあります。関節にも影響を与えて膝や手首などといった間接に痛みを感じる方は多いです。関節痛につきましてはシェーグレン症候群にかかっている人の半数以上が悩まされているとも言われています。
また、膣の分泌腺も攻撃してしまうため膣炎や性交時の痛みの原因となったり、腎臓にも影響を与えて頻尿をともなうこともあります。

シェーグレン症候群の診断は、主に唾液の分泌量・涙の分泌量・血液検査・生検組織検査などから診断されます。
シェーグレン症候群の診断は、その他自己免疫疾患が絡んでいる可能性があるため難しく慎重となります。下記のような症状が当てはまる場合は一度病院で診断を受けてみましょう。
・一日に3回以上ドライアイ用の目薬をさす
・感動する映画など見ても涙が流れなくなった
・目が特に最近疲れやすくなった
・目が赤く、常にゴロゴロしている
・口の中が乾燥していると感じる
・食事の際に水をよく飲むようになった
・口内炎や口の中が切れやすくなった
・最近味覚を感じにくくなった
シェーグレン症候群の原因はいまだ特定されるまでには至っておらず、根本的な治療法がないのが現状です。
ドライアイには目薬や涙液プラグを入れたり、ドライマウスには人口唾液を用いたりとあらわれている症状によって治療法が異なっています。
シェーグレン症候群の予後は、症状自体は寿命を縮めるというわけではなく、個々の症状に対してきちんと治療していけば重症化することは少ないといわれています。
しかし、間質性肺炎などのその他自己免疫疾患を併発した場合は死にも至る危険性のある怖い病気です。その他、症状が長く続くことで心身ともにストレスを感じて免疫力の低下に繋がったり、うつ病などの精神疾患を患うことがあるので症状に気づいたらすぐに治療を行っていくことが重要となります。最初は対処療法で個々の症状にアプローチしていくことで少しでも心身へのストレスを軽減させていくことはQOL(生活の質)の向上につながるのです。非ホジキンリンパ腫の悪性リンパ腫の発症リスクが高まることが言われており注意が必要です。
症例
50代 女性
一年前から口の渇きが気になり始め、病院へ受診したところシェーグレン症候群と診断された。
病院で処方された唾液の分泌を促す薬を服薬して何とかしのいできたが、他の方法も試してみたいという思いで鍼灸を受けることを決意した。
ドライマウス以外の症状は出ていないが口の渇きはひどく気になり、食事の際は水を飲みながらではないと食べづらさを感じる。特にパンやおせんべいは口の中にくっついてしまい、うまく飲み込めない。
口の渇きがひどいため常に飴をなめて口内を潤している。
緊張したり、精神的ストレスが強くなると口の渇きが一層強くなる。
当院の施術
まず自律神経測定器で、今のお身体の状態を確認していきました。
自律神経の交感神経が優位になっており、副交感神経の働きが弱い状態でした。
交感神経が高くなると唾液の分泌が減少してしまうため、自律神経調節を目的とした施術を行いました。
次に顎周辺の経穴に刺鍼し、そこに低周波の電気を流し唾液腺の分泌を促し、首肩の筋緊張を緩めていきました。
経過
1回目
大きな変化はないが、施術直後は唾液が出てきたような気がする。
2回目
少しずつ口の中が潤ってきた。
3回目
施術した日の食事は楽に喉を通るが、時間が経つと乾いてしまう。
4回目
低周波の周波数を変更した。
いつもより唾液の分泌が感じた。
5回目
パンでなければ、水分補給を全くしなくても食事ができるようになってきた。
6回目
食事が苦痛ではなくなってきた。
楽しく食事ができるようになるまで改善してきた。
当院の視神経委縮に対する治療の目的は、目周辺のツボにハリやお灸を施すことにより目の血行状態をよくします。またハリに電極をつないで微電流を流す場合もあります。

お身体の状態によって目の周りに低周波電流を流します。また、首肩部にも低周波を流して板状筋群や胸鎖乳突筋などの過緊張状態を緩和させます。
神経は電気信号によって情報を伝達しますが、視神経の委縮が起きるとその電気信号は途絶えて周りの神経細胞などにも波及しかねません。低周波はそのような波及を防ぐ目的に繋がります。
また目の周りの筋肉を刺激することで周りの組織の血流改善を促し、萎縮した視神経にアプローチします。
はり治療の有効性としては、内因性オピオイドによる鎮痛効果・自律神経の調整作用による血流・神経系・内分泌系・免疫系の改善が挙げられ、眼科疾患の改善につながると考えられます。ただし、強い炎症性のものや外傷性で間もないものに関しては症状を悪化させる可能性があるので刺激量を調節しながら施術致します。
目の周りで主に使用する経穴は、太陽・攅竹・四白などを使用します。その他はその日の身体の状態を診て使用経穴を判断致します。
また、東洋医学の観点により、視神経委縮は五臓六腑の肝に深く関係しているので肝に関する経穴を用いて肝血を補うことや肝気の巡りをよくします。

その他に当院では、東洋医学の診断方法と自律神経測定器に基づき全身の調整施術も行っていきます。部分的な治療ではなく全身を治療することは東洋医学の特徴でもあり、全身を施術することにより人間が本来持っている自然治癒力を回復します。
当院の視神経委縮の施術目的は、まず視神経委縮の進行を止めて、それから症状を少しずつ回復に向かわせるということです。視神経委縮は進行性の疾患であり、それを食い止めることが最も重要です。眼科と並行して通院していただき、少しでも患者さんのお役にたてるよう努めます。
東洋医学では五臓六腑の肝は目に開竅するといわれており、眼の疾患は肝機能の障害が深く影響していると考えられています。視覚の異常や運動系の異常などは肝血との関係が深く不足するとそれらの症状が見られるようになります。
また肝は精神情緒の安定、自律神経系を介した機能調節もおこなっており、精神的ストレスは肝気を滞らせて巡りを阻害します。
肝血不足や肝気の停滞は眼の障害を引き起こします。それは視神経委縮の原因となります。
40代男性
突然右目の視界が靄がかかったように見えにくくなり、視力が低下して病院に行ったところ視神経萎縮と診断された。様々な病院で様々な検査を受けたが特に原因は分からずに経過観察と言われた。視力の低下の他に視野が狭くなったり色覚の異常も感じられるようになり、病気の進行を止めて少しでも改善をしたいということで当院にご来院されました。
施術
まず、自律神経測定器で自律神経の状態を把握してから施術していきました。この方の場合、交感神経の活動が活発で常に筋や血管が緊張状態にあることが考えられ、それが目にも悪影響を与えてしまっている可能性があったので自律神経の状態も整える施術も並行して行っていきました。その他、東洋医学で視神経の重要な経穴が頸部に存在することや背部兪穴と言いまして、背部にも五臓六腑の重要な経穴が存在することからまずうつぶせの施術で頸部と背部兪穴の経穴を主に施術したのち、仰向け姿勢となり、目の周りの経穴と自律神経系の調整経穴を用いて施術していきました。
施術の間隔としましては、最初の10回ほどは週に2回ほどの施術でそれ以降は週に1回ほどでした。施術開始して1カ月ほどは特に変化が見られず症状が悪くなるということも見られませんでした。それから2か月後の眼科の検診では、一番悪い時の視力が0.07だったの対して0.3までに回復。日常生活ではまだまだ生活しにくい状態でしたが、発症時に比べるとだいぶ楽とのことで施術間隔のペースを落として通院加療中です。
症例2
30代 男性
視界が悪くなり、左目の痛みが発症したため眼科を受診したところ炎症性の視神経萎縮と診断された。発症してから徐々に進行し、色覚の減少や視界の狭窄がみられ少しでも進行を止めたいと思い来院した。
仕事はデスクワークで、もともと慢性的な眼精疲労とドライアイが気になっていた。
目の症状以外には、頭痛や肩こりがあり夜眠れないこともある。
当院の施術
まず、自律神経測定器で自律神経の状態を確認していきました。
交感神経が副交感神経に比べ高くなっており、自律神経の乱れを確認できました。
交感神経の過剰な働きは血管を収縮するため眼の血流を阻害し、萎縮の進行を促進してしまいます。
そのため、まずは自律神経を整える施術を行い、次に首肩の筋緊張を緩めるためにコリに対してしっかり刺激を入れていきました。
最後に目の周囲にあるツボに刺鍼し低周波の電気を流していきました。
また、お灸も同時に行い、炎症を抑えていきました。
施術間隔は週に1~2回。
鍼が初めてで少し不安ということもあり、序盤はあまり刺激を入れず、慣れてきたら徐々に刺激量を上げていきました。
経過
1回目
まだ大きな変化はないが、首肩が軽くなった。
2回目
眼の痛みが軽快した。
3回目
眼の状態はあまり変わらないが、頭痛が取れてよく眠れるようになってきた。
4回目
眼の痛みは気にならなくなってきた。
5回目
病院に受診したら炎症は消え、萎縮の進行は抑えられている。
現在も通院中。
視神経委縮とは視神経を侵すいろいろな疾患が進行して、部分的ないし完全に視神経が侵されて視覚が部分的にまたは完全に失われる状態を指しています。
網膜の視細胞から伸びた神経線維は、眼底の視神経乳頭に集まって視神経となり、ここから眼球外に出て頭蓋内に入り、大脳半球の後極に近い視覚領に情報を伝えます。視神経は視覚情報を伝える100万本以上の神経線維を含んでいます。
視神経は網膜に映った物の形や色、光などの情報を脳神経細胞に伝達するという役割を担っているので、視神経が障害されると当然視機能は果たせなくなり、視力の減退や視野の縮小などが主な症状として現れます。
視神経委縮は様々な原因で視神経に障害がおこりその後の変化として現れる疾患です。視神経委縮には単純性視神経委縮、炎症性視神経委縮、緑内障性視神経委縮、遺伝性視神経委縮があります。またその発生原因がわからない場合も少なくありません。
ⅰ)単純性視神経委縮
単純性視神経委縮とは梅毒、頭蓋底骨折、脳腫瘍、内頸動脈瘤、外傷による視神経管骨折などが原因で起こる視神経委縮をいいます。
ⅱ)炎症性視神経委縮
炎症性視神経委縮はうっ血乳頭や乳頭炎、視神経炎の経過の末期であり、それらが原因で起こる視神経委縮をいいます。
ⅲ)緑内障性視神経委縮
緑内障性視神経委縮は緑内障で眼球の中の圧力が高い時に視神経が圧迫されて起こる視神経委縮で視神経乳頭の陥没が見られます。
ⅳ)遺伝性視神経委縮
遺伝性視神経委縮は視神経が正常に発達しなかった場合にみられる視神経委縮です。思春期の男子に多く発症して、両眼性で高度の視力障害が急激に起こるレーベル病のほかに常染色体優性遺伝や劣性遺伝の視神経委縮があります。

当院の複視に対する施術は、第一に目周囲のツボにハリやお灸を施して、目の血流量を上げて眼筋の疲労を回復するように促します。
眼筋の麻痺によって複視が出ている場合は、当院独自の電気ハリを用いて麻痺している筋肉に刺激を与える場合もございます。
また複視は五臓六腑の肝に深く関係しているので肝に関する経穴を用いて肝血を補うことや肝気の巡りをよくします。複視は、体の疲労度が強い時に症状が悪化しやすいため全身の調整施術も行っていきます。そうすることで、人間本来の自然治癒力で高い施術効果が期待できます。
複視の方は、日々忙しい時を過ごしており、自律神経のバランスが悪い方が多いです。当院では、自律神経の状態をはかった上で自律神経調整療法を行うことで複視との相乗効果が期待できます。お悩みの方はご相談ください。

その他、複視患者さんの場合頸肩の筋が緊張しすぎている場合が多く、頸肩の筋緊張の緩和をすることで複視の治療にも繋がります。

中医学では五臓六腑の肝は目に開竅するといわれており、眼の疾患は肝の機能の障害が深く影響していると考えられています。肝血が不足してしまうと視覚の異常や運動系の異常などがみられます。
そのほか肝は運動神経系の調節に関係があると考えられています。複視は、目を動かす筋肉の麻痺によっても引き起こされるので、そのことからも複視は肝に深く関係していることがわかります。
30代 女性
幼少時代から読書など長時間するため視力が悪く強度の近視で、眼鏡やコンタクトで過ごしていた。社会人となり、パソコン作業をする機会が増えて、近視のほかドライアイなどの症状で悩まされていた。3年ほど前から仕事の量が増えて複視の症状が出るようになってきた。最初は特に目の疲れを感じ始める夕方に複視の症状が出ていたが、最近朝から複視の症状が出るため眼科を受診。
眼科では、様々な検査をしたが、はっきりとした原因はわからず目が軽い内斜視になっているため斜視となっているのではないかと言われた。
内斜視で複視になっている可能性があるためそれを矯正するプリズム眼鏡を眼科医から勧められたが、眼位が安定されていないためプリズム眼鏡は作ることができないといわれたとのこと。薬も処方されず、経過観察と言われて何か治療法はないかと探していたところ当院のホームページをたまたま見つけてご来院された。
当院の治療
・問診
目の疲れに繋がる生活習慣などもあるため詳しく問診していきました。
・自律神経測定
目の動きは、自分の意思とは無関係に働いている自律神経の役割も大きいため自律神経の状態を測定しました。

測定した結果交感神経が高く、精神的ストレスも高い状態という検査結果が出ました。
・治療
まず、仰向けにて自律神経調整治療を行い、うつ伏せで首肩の筋の緊張緩和・五臓六腑の重要なツボを刺激しました。そして最後に仰向けにて目の周りの施術をしました。
・治療経過
◇1回目◇
治療後、すぐに効果を実感したとのこと。普段二重に見えているものが二重に見えずに何か月ぶりかの視界になったと言っておられた。
◇2回目◇
1回目の治療後から2日経つと複視の症状が段々戻ってきてしまったが、悪い時と比べると断然いい状態とのこと。
◇3~6回目◇
治療をして症状が経過して仕事が忙しくなるとまた少し複視の症状が出てくるという状態を繰り返していた。
◇7~10回目◇
段々と複視の状態となることが少なくなってきて、10回目終えたころには、日常生活でほぼ複視を感じなくなった。
症例2
50代男性
外国に出張中にいきなり外の景色が二重に見えるようになった。少し疲れが出て寝れば治ると思っていたが、寝ても複視は消えなかった。帰国後、総合病院で検査を受けて左目の滑車神経麻痺と診断された。病院ではビタミンB12を処方されて経過観察と言われただけで、特に治療されなかった。
インターネットで複視の治療を検索していたところちょうど当院のホームページにたどり着いてご来院されました。
・当院の治療
複視の症状が出る前は、仕事が多忙かつ外国ということでとてもストレスを感じていた。睡眠もあまりとれておらず、身体の疲れは溜まっていく一方だったとのこと。自律神経測定器の結果も夜の測定だったのにもかかわらず交感神経の活動が高ぶっていて逆に副交感神経の活動は弱くなっていた。
また、慢性的な肩こりや腰痛もあるということで自律神経を調整する治療の他に首肩腰の筋緊張を緩めてから目の周りの治療を中心に施術していきました。
・治療経過
◇1回目◇
鍼刺激にそれほど敏感ではなかったので、自律神経調整治療・首肩腰の筋緊張の緩和の後、1回目の治療から左目中心に電気鍼療法を行った。
◇2回目◇
まだまだ複視の症状は改善されてはいないが、本人の感覚としては目・身体全体が少し楽になったと感じた。
◇3回目◇
2回目治療後一点を見つめて10秒ほど経つと複視の幅が狭まってくるようになった。
◇4回目◇
3回目治療後5秒ほどで複視のズレが修正されるようになった。
◇5・6回目◇
調子が良くなっていると実感するが、目の症状は4回目からあまり変化が見られない。
◇7回目◇
外出する際はもちろん家の中でもテレビを見る時などは眼帯をつけていたが、家の中では眼帯をつけなくても複視が気にならなくなった。
◇8回目◇
外出していてもあまり怖さは感じなくなり、眼帯をしなくてもよくなった。まだ左右に視線を動かすと少し複視が出る。
◇9回目◇
視線を左右に動かしても複視の症状が出なくなり、日常生活でほぼ不自由を感じなくなった。
症例3
50代女性
当院にご来院される8か月前より複視の症状に悩まされていた。眼科で様々な検査を受けたが、原因は特に特定されずにドライアイを緩和する点眼薬とビタミンB12が処方された。服用していると少し良くなったが、まだ複視の症状がつらく、仕事にも支障をきたしていたため当院にご来院された。
30代より肩こりに悩まされており、肩こりが強く出ると後頭部から左右の側頭部にかけて締めつけられるような頭痛が出ていた。肩こり・頭痛が強く出ていると複視の幅も広くなり、とてもつらいとのこと。特に仕事でパソコンを長時間使った後の夕方以降に症状が強く出る傾向にある。
・当院の治療
治療に入る前に自律神経測定器で自律神経の状態を測定したところ、交感神経の活動が強く出て自律神経の乱れがみられた。治療方針として、
1.自律神経の状態を整えること
2.首肩の筋緊張の緩和
3.目の周りの筋疲労の緩和と血流改善
この3点を重点的に治療していきました。
・治療経過
◇1回目◇
治療後、久しぶりに深い睡眠をとることができて次の日めがすっきりしたとのこと。治療をした次の日は複視の症状が出なかったが、2日目の夜から複視の症状がまた出始めた。
◇2回目◇
治療後、また複視の症状がなくなった。次の治療日までふくしの症状出ていない。目が気にならなくなると首・肩のコリが以前より気になるようになりはじめた。
◇3回目◇
前回治療後から複視にはなっていないが、1回だけ複視になりそうな時があった。
◇4回目◇
仕事が忙しく、こめかみが締め付けられるような頭痛が出た。
◇5回目◇
頭痛と複視の症状は出ないようになってきて、症状落ち着いている
症例4
60代男性
当院にご来院される1年前から複視の症状が徐々に出ていた。パソコンの仕事が中心で目の疲れかと思い、目を休めながらだましだまし過ごしていたがここ1カ月ほど前から物が二重に見える症状が強く出ていた。眼帯をして片目で見ないとつらくて外を出歩けないとのこと。右下を見ると二重の幅がひろくなり、階段を下りるのがこわい。
眼科を受診したところ最初は原因が分からなかったが、検査をしていくうちに眼性重症筋無力症と診断された。
治療経過
◇1~3回目◇
身体は少しずつ楽になっていると感じるが、複視の程度は変わらない。
◇4回目◇
今までは何となく右目が動かしづらいと感じていたが右下の奥の方が動かしづらいことがはっきりとしてきた。
◇5回目◇
ご本人の感覚としては複視の幅がひどい時と比べると半分程度にまでなってきた
◇6~8回目◇
複視の幅が8割程度まで回復。右下を向くと少しぶれる
◇9回目◇
複視の症状はほぼ回復。目が疲れてくると二重に見えるというよりも少しぼやける感じ
◇10回目◇
少し目のピントを合わせづらい感覚はあるがほぼ日常生活には支障はない。
◇11回目◇
目よりも首肩のコリや頭の疲れを感じるようになってきた
◇12回目◇
首肩や頭の疲れも軽減。
◇13回目以降◇
お身体のメンテナンスのために定期的に通院中
症例5
30代 女性
1か月前に軽い脳出血を起こして半身のしびれと軽い麻痺が出ていたが、徐々に回復。物が二重に見える状態も出ていて脳出血の後遺症で右目外転神経が麻痺していると診断された。
当院にご来院されたときには、右目が外側に向かない状態でした。
病院ではまだ見え方に変化がみられているため3~6か月で回復する場合もあるので様子を見ましょうと言われ、早く少しでも治す方法はないかとインターネットで検索されて当院にご来院されました。
初診時、問診を行ったところ飲食業で働いており、夜遅くまで忙しい日が続いて疲れが溜まっていたということでしたので念のために自律神経測定器で自律神経の状態も確認させていただき、施術を行っていきました。
治療方針は右目の電気鍼の刺激量を上げて集中的に眼の周りの施術を行っていきました。その他、交感神経の活動が高い状態でしたので全身調整も並行して行っていきました。
◇1~3回目◇
3回目までは見え方にあまり変化がみられませんでした
◇4回目◇
4回目以降に見え方に段々と変化が見え始め、最初は目に近づけないとスマートフォンの画面が見られない状態でしたが、少し距離をとってもスマートフォン画面が一つに見えるようになってきた。
◇5回目◇
まだ右方向を向くと二重に見えることがあるが部屋の中では眼帯をせずに過ごすことができるようになってきた
◇6回目◇
外の景色や動くものに焦点がまだ合いづらい状態。右目が外側に動くようになってきた。正面時の内斜視気味も改善
◇7回目◇
外でも眼帯せずに過ごすことができるようになった。多少はピントが合いづらかったり、合うまでに時間がかかったりするが日常生活ではほぼ支障を感じない
症例6
40代 男性
3ヶ月ほど前からモノが二重に見える複視の症状が出るようになった。複視の症状が出る前は、仕事が忙しくストレスが多く、睡眠不足な日々が続いていた。仕事はほどんどがパソコン作業で、慢性的に目の疲れを感じている。複視の症状により、細かい文字を読むことや、車の運転に支障が出ている。
病院では画像検査を行なったが、血管や神経に異常は見られず、眼精疲労によるものであると診断された。
施術
複視の原因が慢性的な目の疲れによるものであったため、目の周りの筋肉の疲労緩和と血流改善を目的に、目の周りに鍼通電を行いました。
慢性的な首肩こりにも悩まされており、首肩周りにも鍼通電を行い筋緊張を緩めていきました。
全身的な疲労が溜まり自律神経のバランスの乱し、血流の悪さや中途覚醒の症状が出ていたため、自律神経調節治療も行いました。
来院頻度は1週間に1回。
一回目
複視の症状に変化はないが、目の奥の痛みがなくなった。久しぶりに中途覚醒せずしっかり眠れた。
二回目
複視の程度が軽い時間が増えた。しかし、1日仕事をした後はスマホなど小さい文字は見えにくい。
三回目
いっそう複視の程度はマシになった。睡眠はしっかりとれるようになった。
四〜六回目
日によって複視の程度が変わる。首肩こりが楽になってきた。
七〜十二回目
目を使い過ぎて、疲れが溜まると二重に見える時もあるが、ほとんど気にならなくなってきた。
十一回目
複視の症状は治った。
複視とは一つしかないものが二つに見える状態のことです。複視には片目で見ると一つに見えるのに両目で見ると二つにみえる両眼複視と片目で見ても二つに見える片眼複視があります。
・複視と乱視との違い
物が二重が見える原因は様々なものがありますが、大きく分けて片眼で見ると物が二重に見える片眼複視と両目で見ると複視となる両眼複視とがあります。
片眼複視の場合、白内障など目の病気が隠されている場合もありますが、多くの原因は乱視です。一方、両眼複視の場合は、脳神経の障害や眼筋麻痺、眼筋性の重症筋無力症などがありますが、眼科では原因不明と診断されて当院にご来院される方が多くいらっしゃいます。原因不明ということで眼科では特に治療をされずにビタミン剤などの栄養剤を処方されたという方もいます。
複視の症状は、脳神経の障害などこわい病気が隠れている場合もあるのですぐに眼科や脳神経外科などを受診するようにしてください。その際に複視の症状が出たらまず両目で見て複視となるのか片目だけで見ても複視となるのか自分自身でチェックしてみてください。

両眼複視の原因は目を動かす筋が麻痺する眼筋麻痺で起こる場合がほとんどです。眼球には6つの筋肉が付着しています。この両眼の筋肉の動きのバランスが保たれることによって、私たちはあらゆる方向に目を動かし、焦点を合わせることができるのです。
6つの筋肉はそれぞれ脳神経(動眼神経、滑車神経、外転神経)の支配を受けています。外傷、腫瘍、炎症などの眼の疾患や脳梗塞・脳内出血などによりそれらの脳神経に障害が生じると眼筋麻痺を起こします。眼筋麻痺を起こすと目の動きが悪くなり、斜視の状態となって複視が起こります。
片眼複視の原因は白内障、乱視や水晶体が正常の位置からずれている水晶体脱臼、虹彩離断などがあります。
複視は、片側性・両側性・持続性・ずれの方向により原因がことなります。時間帯や体の疲労度によっても症状の出方が異なる場合があります。
清水大地

資格
はり師
きゅう師
2008年 鈴鹿医療科学大学鍼灸学部 卒業
卒業後2年間北京中医薬大学に留学。日中友好医院にて多くの臨床経験を積む
2011年 おおうち総合鍼灸院に勤務。眼科鍼灸の確立
2014年 中目黒にて東京α鍼灸整骨院を開院
2016年 渋谷α鍼灸整骨院を開院
2018年 三軒茶屋α鍼灸院を開院
鍼灸治療では、肺の機能を高めることと、自律神経を整えて身体の免疫を上げることを目的にします。
喘息や咳の症状は東洋医学でも五臓六腑の『肺』が深く関係していると考えられています。肺には「気を主る」という体内で「気」を生成して全身のさまざまな機能を発動させる機能や「水道を通調する」などの機能があり、それらに機能低下が起こってしまうと喘息や咳の症状があらわれやすくなってしまうのです。
「肺気虚」
肺の陽気が不足してしまうことで呼吸器系の機能が低下してしまうことによって咳やぜんそくなどの呼吸器系の症状や水道を通調するという機能が弱くなることで痰が多量に出ます。咳やぜんそくの他にも疲れやすい・息切れ・風邪をひきやすい・風邪などの症状が出てしまいます。
「肺陰虚」
肺陰虚は、肺の陰液が不足してしまうことで慢性病に栄養障害などの他に陰液不足によって引き起こされる乾咳・無痰・ノドの乾燥感・口の渇きなどがおこります。咳やぜんそく症状の他にも慢性気管支炎や気管支拡張症・肺結核・肺炎にかかってしまう危険性があります。
その他上記の病証が2つ同時に起こる場合があり、それを「肺気陰両虚」といいます。どちらか一方の症状が治らず長引いてしまうとこの2つの病証が同時にあらわれてしまうことが多いため、注意が必要です。
当院の鍼灸治療では、東洋医学的観点である五臓六腑の肺の機能と乾燥による熱などを対象に治療します。身体の中の水や全身に送り届ける機能が弱まったために症状がでると考えますので、肺、脾、腎を中心に治療します。その他肺経は大腸経ととても深い関係があるため大腸経の経穴も用いて治療していきます。東洋医学では「肺」と「大腸」は表裏の関係にあると言われています。
主に使用する経穴は
肺兪・脾兪・腎兪・合谷・尺沢・二間・太谿・天突
などです。

自律神経治療では、当院の自律神経測定器により交感神経と副交感神経のバランスを調べます。自律神経はバランスがとれている状態で最大限の自然治癒力と免疫力が発揮されます。
自律神経を整えると全身の循環機能や代謝機能が高まり免疫力を向上させることができます。鍼灸治療はこの自律神経のバランスを整えるのに優れた治療です。
喘息をお持ちの方は他にも首、肩、腰などに痛みや不調を合わせもっていることが多いです。これは互いに関係していると考えて身体全体を調整する経穴を選び治療をしていきます。鍼とお灸を使い身体全身を小一時間治療する頃には効果を実感していただけると思います。

治療間隔は、症状の緩和と自律神経測定器による体質改善ができるまでは一週間に一度の来院頻度が理想です。症状の重さによっては来院頻度をもう少し詰めていただくこともあります。症状の緩和がみられた後は二週間に一度、一か月に一度と広げていきます。
喘息とは、気管支などの気道が炎症によって狭くなる病気です。喘息の人は症状がなくても常に炎症を起こしている状態で、正常な気道であれば刺激されない冷たい空気やタバコの煙、ホコリ、ストレスなどで敏感に反応して気道が狭くなる疾患です。
発作性にゼイゼイ音が聞こえるような喘鳴や咳を繰り返す疾患です。症状がひどくなると呼吸が苦しくなり座らなければ呼吸ができなくなる起坐呼吸になります。重症の場合は呼吸器症状が特に激しく発現し、死に至ることもあります。小児の喘息では、10万人に対して0.5人が亡くなる割合で思春期に起こる喘息のほうが死亡率が高くなることが言われています。
喘息は、炎症を放っておくと気道の粘膜に変化が起こる場合や気道の壁が肥厚するなどで狭くなった気道が元に戻らなくなってしまうため早期から治療をするのがいいです。
日本全国では気管支喘息をお持ちの小児が5~7%で成人は3~5%程いると言われています。小児では男女比が1.5対1と男子に多いもので、都会で南日本にお住いの方が割合は高いです。喘息は症状がなくなったから完治したとは言えず成人になって再発する可能性もあります。身体の成長により肺や気管支なども大きくなることから大人になるにつれて治ってしまうことが多いのですが、なかには一割程の人が成人になっても喘息が治らないことがあります。
咳喘息とは、乾いた咳などが長く続く症状のもので、特に呼吸が苦しくなるわけでもなく喘鳴もないです。気管支喘息は、気管支が細くなる病状ですが、咳喘息は気道が狭くなる疾患です。女性に多く風邪などから併発して発症することもあります。
咳喘息は慢性的に乾いた咳が続く病気で、長いと一年以上続くものもあります。咳が続いておかしいと思っても咳喘息の場合は熱や痰など風邪の症状がでないため不安感になりやすいです。気道が細くなる病状ですので、気道が敏感になりたばこの煙や飲酒、ストレス、ハウスダストなどが発作の原因になります。
咳喘息は夜から明け方に咳き込むことが特徴です。主な理由はわかっていませんが、寒暖差や自律神経の関係だと考えられています。
喘息がおこりやすいものとしてアレルギーや発作を引き起こす刺激にふれたとき、季節の変わり目や天候が悪い時、夜間から早朝にかけて、風邪を引いた時などにおこりやすい傾向があります。
喘息は重症度により症状はさまざまです。代表的なのは咳き込むことや息苦しさ、痰、喘鳴などです。呼吸困難がひどくなると前かがみにすわって呼吸をしなければならなくなります。重い症状の場合は意識消失やチアノーゼ、脱水症状をきたすこともあります。
喘鳴を伴いわい咳が続くことや痰などを伴わない空咳が特徴です。他の病気がなく数か月のように長期的に咳が続くことがあります。
一般所見・・・聴診で呼吸音や笛声音などで判断します。
呼吸機能検査(スパイロメトリー)・・・一秒間で吐き出した空気の量で重症度を測ります。
胸部X線検査
喀痰検査
気道過敏性検査
アレルギー検査・・・皮膚反応テストや血液検査、吸入誘発テストで調べます。
気道の炎症と狭窄を治すことを目的とした薬を処方されると思います。
吸入薬には発作が起こらないように毎日使用する長期管理薬と発作が起こったときだけに使用する発作治療薬があります。
・吸入ステロイド薬
・β2刺激薬
・経口ステロイド薬
・抗アレルギー薬
・抗コリン薬
・テオフィリン製剤
症例
60代 女性
2か月前に風邪をひき、それがきっかけで咳が止まらなくなっている。
風邪自体は治まったが、咳の症状だけ残ってしまい、緩和と悪化を繰り返している。
夜になるとひどくなることが多く、咳が出はじめると止まらなくなり、睡眠の妨げになって寝不足がかなりつらい。
咳の種類は湿性咳嗽で、痰が絡む事もよくある。
病院で処方された薬で多少は改善したが、まだまだつらい状態なのでそれ以外の方法を試したいと思い当院を受診した。
当院の施術
風邪がきっかけで慢性化している症状は自然治癒力の低下が原因になりますので、まずは自律神経を整え自然治癒力を高める施術を行いました。
長く続いている咳のためか肩や肩甲骨周辺の筋肉も強く緊張していたため、首肩背中周りの筋緊張を緩めるために直接刺鍼し呼吸の負荷を少しでも軽減させる目的の施術も行いました。
最後に、喉周りの経穴に鍼で刺激し、抗炎症を促す施術も行いました。
施術間隔は、週に1~2回。
経過
1回目
呼吸がしやすくなり、少し喉がすっきりしたように感じる。
咳はまだ出る。
2回目
日中の咳は少し落ち着いてきた。
夜になるとひどくなる。
3回目
夜間の咳も以前よりは軽快してきた。
少しゆっくり眠る時間が増えてきた。
4回目
まだ咳は出るが、かなり落ち着いてきた。
よく眠れる。
5回目
咳が出る頻度が少なくなってきた。
6回目
咳はほとんど出ない。
快適に眠れるようになった。