ストレス緩和と鍼灸治療

2018年10月2日

ストレス緩和と鍼灸治療

生体は何らかのストレスを受け、常にストレス状態にあると考えられます

つまり、ストレスのない人などはいなく、ストレスの強度が重要な意味を持つ

といえます。

適度なストレスは人間の活動性を高め生活を豊かにしてくれます。

一方でストレスレベルが過剰な状態では、上記にあげた身体的症状や精神的症状

が出現し、最終的に度をこすと疾病という形で現れるのです。

適度なストレスがあり心身ともに健康な状態が理想的な状態といえます。

そのうえで過度なストレスを抱えている人に鍼灸施術を行うと以下の変化がみられます・

自律神経調整鍼灸治療

鍼灸施術後、多くの患者の気分は全般的に陽性気分(いい気分・爽快・心地よい)に傾く研究結果が出ています。

 

鍼灸治療の特徴は、経絡経穴(ツボ)を用いて、マイルドな物理的刺激を生体に作用させることによって全身の機能を調整していきます。鍼による置鍼刺激やお灸の温熱刺激・適度な刺激量の鍼通電刺激を行うと、脳波のα波が増大します。

α波は閉眼時に発生する脳波でリラクゼーション状態を誘導する一つの指標になります。

自律神経調整治療

 

鍼灸治療および鍼通電刺激は、快ストレスとしての作用が期待できます。

仕事や日常生活を送るうえで、ストレスは一種、体のバロメーターてきなものであると

私は考えます。

過度なストレスは病気の原因や心身の不定愁訴の原因になりますが、

ストレスが何もない・・という環境もすこし問題といえますね。

現代の鍼灸治療は体感的なアプローチをとっていますが、身体的な感覚だけでなく

精神的反応も取り込んでいるといえそうです。

ストレスで心身共に疲れた時は鍼灸施術も効果がありますので一つの手段と考えて頂けたらと思います。

 

ストレスの東洋医学的観点

現代社会ではストレスを多く抱えている人はかなり多いです。ストレス社会といわれ、職場や家庭でのストレスを発散せずに溜め込んでしまって様々な悪影響が身体に出ます。

当院でも『ストレス』から起因する症状で来院される方も少なくありません。

当院では、ほとんどの患者様に対して初診時に自律神経測定器を用いて『ストレス指数』をチェックしていきます。驚くのは自分では日々の生活の中で全くストレスに感じていない場合でもストレス指数が高く出る場合が多々ある事です。

ストレス指数が高い人ほど、症状が強くでていたり、複数あったりすることは多いです。

ED

東洋医学の予防医学の観点からしますと

このストレスをいかに処理するか(発散させるか)、もしくはストレスに対して強い体質をいかにつくるか(ストレス対処能力の向上)がとても重要になってきます。

ストレスが溜まって起きてしまう精神疾患の代表としてうつ病が挙げられます。うつ病患者はこの10年の間に50万人から100万人に倍増したと言われています。

 

産業精神医学の分野では90年代以降に『ストレスが原因でうつになる』という考え方が定着してきました。

かつてうつ病は仕事のしすぎや、仕事のプレッシャーなどでおしつぶされるケースが多かったように思えます。しかし今の若い世代のうつ病の症状は承認欲求がみたされないことや、コミュニケーションで承認を得ることができないことなどのことからくるケースが多いです。

承認欲求が満たされない⇒ストレス⇒うつ病・不定愁訴という構図ができている

といえます。このストレスを取り除くことで、身体におこる各症状を改善していくわけです。

しかし、承認欲求が満たされないと、先ほどの流れを繰り返してしまいますから、生活習慣や職場環境なども変えていく必要があるといえます。

ストレスと体の症状

『ストレス』は、もともと物理学用語で物体に力が加わった時に生じる

『ひずみ』のことさします。

 

丸いボールがあり、ボールを指で押すとへこみます。

このへこみの状態をストレス(ストレス反応)といい、押した指のことをストレッサーと言います。

 

これをカナダの医学博士のセリエが医学領域で用いたことにより、浸透していきました。

普段はストレスの原因となるストレッサーのことを『ストレス』と呼んでします。

 

ストレスが限度を超えて加わると身体や心に様々な症状が出ます。

身体的症状

・吐き気
頭痛
・下痢
便秘
不眠
・蕁麻疹
アトピー
生理不順
腰痛
肩こり

精神的症状

・イライラする
・落ち着きがない
不安感
・やる気がでない
・集中できない
・怒りやすい

 

身体的症状や精神的症状以外にもストレスに起因する症状はたくさんあると言われています。その代表的な疾患としましては自律神経失調症や頭痛・神経痛、過食症や拒食症などが挙げられます。

 

自律神経失調症

 

ストレスが加わると、頭痛・耳鳴り・めまい感・嘔吐・睡眠障害・食欲不振などの自律神経失調症の症状が出ます。自律神経失調症の場合ですと、長時間のストレス環境下にいることやストレスに対して抵抗力が落ちていてる状態の時、ストレスが強いものであったりする場合におこりやすいです。

頭痛・神経痛

ストレスが加わると体内のストレスホルモンが分泌され、頭痛の症状をきたすことは多いです。

 

過食症・拒食症

過食症の原因のひとつとしてストレスが挙げられます。

過食症は簡単に言うと、食べすぎてします症状です。

ストレスを感じることにより、欲求不満を食べることによって解消しようとしてなることがおおいです。

拒食症も大きな原因としてストレスが挙げられます。

拒食症は神経性食欲不振症とも呼ばれ、対人関係のトラブルからくるストレスや

過去のトラウマが影響している場合もあります。

 


Posted by 中目黒の鍼灸院 東京α鍼灸整骨院|眼精疲労 at 13:24 / 院長コラム コメント&トラックバック(0)

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