五月病の東洋医学

2018年5月8日

こんにちは。院長の清水です。

連休も終わり、気温もだいぶ上がってきて過ごしやすい季節となりました。この季節に多いのが、五月病などの精神的疾患です。今回は、五月病の東洋医学的考えについて書かせていただきます。

東洋医学からみる五月病

東洋医学で五月病を考える上で重要になってくるのが五行学説という考えです。

東洋医学の基礎的な考えである五行学説は、病気を知る上で重要であり、宇宙に存在するすべての事物・事象を「木・火・土・金・水」の五行に分類し、個々の性質や相互関係を把握するために用いられます。

 

東洋医学では、この五行をもとに病理病態把握治療法調剤などを様々な事柄を決定するとても重要な考えです。

 

ちょうど今の春から夏に向けてという季節は五行学説に当てはめると「木→火」に移行する期間です。そして、東洋医学の五臓で当てはめると「肝→心」に当てはまります。

それが何を表すかというと今の時期は、「」の病気を起こしやすいという事です。「心」は血脈をつかさどって気血を椎動して全身を温める役割があり、夏に向けて活発になっていきます。しかし体の調子が思わしくなく、季節の変化についていけないと、うまく「心」の機能が弱くなってしまったり、逆に強く出過ぎる場合も多く見られます。

 

その二つの場合を見ていきますと…

 

 

 

「心」の機能不足

「心」の機能不足で今よく見られるのが「心血虚・心陰虚」というものがあり、主に精神不安を呈し、不眠症自律神経失調症が見られます。また、心拍動の異常を伴ったり、慢性病による栄養不良や貧血あるいは発熱などもみられます。

 

 

「心」機能の過亢進

「心」機能の過亢進状態で今よく見られるのが「心火旺・心火上炎」というものがあり、自律神経系の過興奮や刺激物の過剰摂取により自律神経失調症や不眠症・精神分裂症・神経症あるいは口内炎・舌炎などが見られます。

 

 

 

まとめ

上記のような「心」機能の不具合は、五月病の症状と似ています。今の季節は、東洋医学の観点から見ても五月病のような精神的な不調を発症しやすい季節といえます。ある程度は精神的に不安定になりやすいと覚悟して無理に新生活に適応しようと頑張り過ぎないことも重要です。

 

焦ることはさらに精神的不安を生み、悪循環を引き起こしかねません。毎朝ウォーキングの時間を設けたり、少しぬるま湯に長めに浸かってみるなどして日々の生活でリラックスする時間を設けましょう。

また当院では、五月病の鍼灸治療も行っております。自り神経測定器で自律神経の状態を把握してその方に合わせた治療を行っております。

五月病の鍼灸治療

 

五月病かもと悩まれている方はご気軽に当院へご相談ください。

 

五月病のうつ伏せ鍼灸治療

 

 

 


Posted by 中目黒の鍼灸院 東京α鍼灸整骨院|眼精疲労 at 17:35 / 院長コラム コメント&トラックバック(0)

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