視神経症の鍼灸治療

2018年9月30日

視神経症に対する当院の鍼灸治療

当院の視神経症に対する施術は、痛みの強い場合や目の圧迫感がある場合、第一に目周囲のツボにハリをさして鎮痛効果を促します。

視神経症の鍼灸治療

 

そのほかの場合は、ハリやお灸刺激により目周囲の血流改善効果を促します。必要ならばハリに電極をつないで微電流を流すこともあります。電気刺激が苦手という場合は、お申し付けください。決して無理な施術は致しません。

 

視神経症のお灸治療

東洋医学の診断・自律神経測定器に基づき全身の調整施術も行っていきます。東洋医学では目ばかりに注目するわけでなく、視神経症でも全身の症状として捉えます。全身の調整施術をすることで目の施術効果も上がり、相乗効果が生まれます。
当院では、眼科疾患の場合、眼科と並行して通院していただくことを推奨しております。疾患の原因によっては当院で施術できない場合もございますのでご了承ください。

視神経症の全身調整鍼灸治療

 

 

 

視神経症の東洋医学的考え

中医学では五臓六腑の肝は目に開竅するといわれており、眼の疾患は肝の機能障害が深く影響していると考えられています。特に肝血との関係が深いといわれており、不足してしまうと視力低下などがみられます。

また肝の陰陽のバランスが崩れてしまい肝の陽気の過亢進がおきると次第に陰液を消耗して肝陽が頭の方へ上がっていきます。
すると視力障害や視野障害などのさまざまな目の疾患・高血圧頭痛自律神経失調症などを引き起こします。

 

 

 

視神経症の鍼灸治療症例

40代 男性

急に右目の視力が低下してきたと感じその後視野の中心が見えずらくなってきた。すぐに病院を受診して様々な検査をしたところ虚血性視神経症と診断された。若い頃より高血圧と糖尿病を患っておりそれが何かしら影響を与えているのではないかと病院で言われたとのこと。病院ではビタミン薬を処方されて様子を見てと言われただけで特に処置をされなかったと感じ、当院のホームページを見つけてご来院された。

治療
時間をかけて問診をした上で自律神経測定器で自律神経の状態を測定してから施術に入りました。
透析も行っていることから首肩の痛み・コリもひどく、それが目にも悪影響を与えている可能性もあるのでそれらも整えつつ、最後に目の周りに鍼通電療法を行っていきました。治療間隔は週に2回もしくは3回ほど

◇1回目◇
治療後目は特に変化なし。首肩や身体全体は少し楽になったと感じた。

◇2~8回目◇
8回目以降から少しずつ目が見えやすくなってきたと感じ始めた。

◇9~14回目◇
少しずつ視力が回復してきて、日常生活ではそこまで不憫に感じない。左目と視力があまり差がなくなるまでになった。

 

特発性・虚血性視神経症 治療の専門家をお探しなら、
東京都目黒区中目黒の東京α鍼灸整骨院へご来院ください。
東急東横線「中目黒駅」より徒歩7分の場所にございます。

 

視神経症とは

視神経症とは、視神経への血液供給の停滞による栄養不良毒素外傷遺伝などが原因で起こる視神経の障害です。
視神経は網膜の視細胞から伸びた神経線維が眼底の視神経乳頭に集まったものです。視神経は網膜に映ったものの形や色や光などの情報を脳神経細胞に伝達するという役割があります。
視神経症の症状として片眼、時には両眼の視力低下視野異常をきたします。
視力低下は、数分から数時間で急速に進むこともあれば、2日から7日かけて徐々に進行することもあります。
視野異常は視野の中心が見えにくくなる中心暗点や上または下半分が見えにくくなることが主な症状です。眼球運動痛や目の圧迫感などを伴うこともあります。

視神経症の原因を探るために視力検査、眼底検査、視野検査のほかにMRI、血液検査、髄液検査などが必要に応じて行われますが原因がわからないことも多いようです。

 

 

視神経症の分類

視神経症の分類として特発性視神経炎、虚血性視神経症、外傷性視神経症、遺伝性視神経症、圧迫性視神経症、中毒性視神経症などがあります。

 

ⅰ)特発性視神経炎
特発性とは原因不明ということです。若年から中年の女性にやや多く発症して比較的急激に片眼または両眼の視力低下が生じます。
視力低下が生じる前あるいは視力低下が起こるほぼ同時期から眼球運動痛や眼球の後ろに痛みを感じる場合があります。また中心暗点や視野全体に霧のようなものがかかるなどだんだん見えにくくなるといった症状がでます。
視神経乳頭が赤く腫れる場合と視神経乳頭が正常に見える場合とありますが、前者は比較的改善率がよいですが、後者は多発性硬化症という視神経以外にも脊髄や脳にも病変が生じてしばしば軽快と悪化を繰り返す疾患の可能性もあります。

 

 

ⅱ)虚血性視神経症
虚血性視神経症は特発性視神経炎と並んで視神経症の二大疾患といわれています。
虚血性視神経症は視神経へ栄養を与える血管に循環障害が生じて、視機能低下が起こります。多くは高齢者に突然に発症して片眼に視力低下や視野障害がでます。
ただし、一気に視力が下がる場合と発症時より終日後の方が悪化する場合もあります。視野は中心暗点や下半分あるいは上半分の視野欠損がよく見られます。
ほとんどの場合は高血圧糖尿病高脂血症心疾患・血液疾患などの全身の危険因子が存在しますが、比較的若年で生じたものは視神経乳頭が生まれつき小さいなどの目局所の危険因子が存在することもあります。まれですが、側頭動脈炎などの膠原病が原因となったり、長時間全身の血液循環が悪くなった場合に視神経症を起こすこともあります。

ⅲ)外傷性視神経症
外傷性視神経症は前額部を強打した場合に片側の視神経管内の視神経が損傷して、視力障害や視野障害が起こることです。眉毛部外側の打撲、鼻出血を伴う視力障害は外傷性視神経症を疑います。

ⅳ)遺伝性視神経症
遺伝性視神経症ではレーベル病優性遺伝性視神経委縮が比較的よく見られます。
レーベル病は青年或いは中年男性に多く、片眼または両眼の比較的急激な視力低下で始まる視神経症で母系遺伝です。両眼とも0.1以下になる例が大半ですが、周辺の視野は正常で若い時期に発症した場合ではかなりの改善がみられることがあります。
優性遺伝性視神経委縮は10歳未満に視力低下がみられる疾患であり、通常著しい低下はみられません。初期では視力低下のほかに色覚異常を示すこともあります。

 

 

ⅴ)圧迫性視神経症
視神経は眼球の後部から出て蝶形骨の視神経管を通り、左右の眼窩を出て視交叉をなします。視交叉では左右の視神経線維のうち約半数が脳の対側へ移ります。
残りの半数は交叉せずに視索を経て脳に入ります。この途中で腫瘍や甲状腺機能異常に伴う外眼筋の腫大などにより視神経が圧迫されると徐々に視神経が障害されて視力障害や視野障害が起こります。

 

 

ⅵ)中毒性視神経症
中毒性視神経症とは抗結核薬のエタンプトールや抗生物質、抗癌薬の一部などの比較的長期投与などにより視神経症が発症することです。医薬品以外ではシンナーや農薬などで視神経症が発症することがあります。

 

執筆者

清水大地

眼精疲労専門の鍼灸師

資格
はり師
きゅう師

2008年 鈴鹿医療科学大学鍼灸学部 卒業
卒業後2年間北京中医薬大学に留学。日中友好医院にて多くの臨床経験を積む

2011年 おおうち総合鍼灸院に勤務。眼科鍼灸の確立

2014年 中目黒にて東京α鍼灸整骨院を開院

2016年 渋谷α鍼灸整骨院を開院

2018年 三軒茶屋α鍼灸院を開院


Posted by 中目黒の鍼灸院 東京α鍼灸整骨院|眼精疲労 at 16:48 / 院長コラム コメント&トラックバック(%)

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