肥満の東洋医学

2018年10月2日

東洋医学からみた肥満

 

脾・胃・腎などの臓腑の機能失調と関係があります。

痰湿内蘊と気虚による肥満があります。

痰湿内蘊によるものには、合谷、内庭、曲池、脾兪、胃兪、中カン、天枢などの経穴を用います。

気虚によるものには、脾兪、胃兪、腎兪、足三里、気海、関元、三陰交、太谿、陰陵泉などの経穴を用います。

 

 

肥満に対する自律神経鍼灸治療

 

自律神経には交感神経副交感神経の二つがありあます。食事をすると副交感神経が働き、身体を活発に動かすと交感神経が働きエネルギーの消費を促します。

自律神経のバランスが悪いとこの正常な働きが悪くなり肥満につながります。

 

当院では、自律神経測定器によりその方の自律神経バランスを測ります。その後に自律神経のバランスと整うように鍼灸治療をしていきます。

自律神経は日頃の生活習慣も深く関係してきますので、一回の治療だけで自律神経が整うものではありません。5回で1クールと考えてください。治療間隔は、初めの内は短い間隔で一週間に一度のペースで来ていただき症状が変化してきましたら二週間に一度のように間隔を空けていきます。

 

肥満に対する鍼灸治療

 

肥満でお悩みの方は東京α鍼灸整骨院へお越しください。

 

 

 

肥満とは

 

肥満とは、身体の中に体脂肪が過剰に蓄積した状態と定義されます。骨や内臓などは成長するとあまり変化しないので、体重が増える時は、筋肉や脂肪が増えたということです。

肉体で消費するエネルギー量より食事などで摂取するエネルギーが多いと過剰なものとなり体内で脂肪として蓄積されることになります。

脂肪とは、炭水化物、タンパク質と並ぶ三大栄養素になります。体内では、水分の次に多く含まれるもので、水に溶けない物質になります。脂肪は体内でエネルギー源の役割や細胞膜を作る成分など体内では必要なものになります。エネルギーの貯蔵身体の保温断熱剤としてやクッション効果、妊婦には胎児を育てるための必要なものにもなります。

食物から取り入れた脂質は小腸で消化されて種類ごとに体内に取り込まれます。この際に余った脂質が中性脂肪として体内に蓄積されて肥満に繋がっていきます。脂肪が蓄積されていくことで肥満を招き生活習慣病の原因となります。

生活習慣病には日本人の三大死因の脳血管障害心疾患が含まれます。日頃の生活習慣が悪いと将来取り返しのつかない病気になってしまいます。この生活習慣病に大きく関係するのが死の四重奏と呼ばれる肥満高脂血症高血圧糖尿病です。

この死の四重奏とは、上記の四つの因子が重なれば重なるほど生活習慣病になりやすいというものです。

一つ一つだけでは命の危険性が少ないですが、四つ重なって病気を発症してしまうと戻れないほどの重病になる可能性があります。

肥満もその一つであるため早めの対策が将来の健康を守れることになります。

肥満症

 

 

肥満の定義

 

外見だけのものではなく数値でわかりやすくしたものがBMIです。BMIは身長の二乗に対する体重の比で算出する方法です。

BMI=体重kg÷(身長m)×(身長m)

普通の体重がBMI18.5からBMI24以内とされています。BMI25以上は肥満と判定します。BMIの標準体重と肥満の分け方は最も疾病が少ない22を基準にしています。

日本肥満学会は統計成績に基づき上記の計算式によって求められるものを標準体重にすると勧告しました。

 

 

肥満症

 

肥満症は、BMI25以上で肥満と判断されて、肥満に起因ないし関連する健康障害を合併するか、その合併が予測される場合で、医学的に減量を必要とする病態をいいます

肥満に起因ないし関連し、減量を必要とする健康障害は

・2型糖尿病

・脂質代謝異常

・高血圧

・高尿酸血症、痛風

・冠動脈疾患、心筋梗塞、狭心症

・脳梗塞、脳血栓、一過性脳虚血発作

・睡眠時無呼吸症候群

・脂肪肝

変形性関節症腰椎症

月経異常

があります。

 

自覚症状として頻度の高いものは睡眠時無呼吸症候群などの呼吸障害です。日中では、注意力障害や居眠りなども起こします。

体重の負担は関節に直接影響して、下肢の腰椎や股関節、膝関節に痛みや障害をおこします。

内臓脂肪型は動脈硬化や心筋梗塞を起こしやすく、脂肪肝では2から5倍かかりやすくなります。

 

治療方法

肥満の治療の基本は運動療法と食事療法になります。

 

摂取エネルギーの設定

体脂肪を減らすには、摂取エネルギーを消費エネルギーよりも低くする必要があります。やみくもに減らすのではなく、一日を健康に送れる必要なエネルギー摂取量だけを取りましょう。一日の必要エネルギー量は、標準体重に身体活動強度に基づく必要エネルギー量をかけることで求められます。通常の仕事では、標準体重に25から30kcalをかけたあたりが必要になりますので、それより低く設定すると減量に向かいます。

 

 

食習慣の改善

食事の量や内容だけではなく、食習慣を正しく改善していくことも大切です。一日3食できるだけ同じ時間に食事をとることや良く咀嚼して早食いはしないなど食生活も見直す必要があります。

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運動療法

運動は体脂肪を減少させられます。脂肪組織に蓄積されていた中性脂肪が分解されて遊離脂肪酸となり筋肉が効率よく消費してくれます。

体脂肪を減らすためには運動により一日200~300kcal程度のエネルギーを消費するのがいいです。運動による体質改善作用は3日以内に低下するので一週間に3回以上で一日合計40分以上するがいいです。

だいたい一時間ぐらいのウォーキングが一日消費エネルギー量ぐらいになります。

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肥満の原因

肥満の原因として

・遺伝的要因

・環境的要因

・社会経済的要因

・内分泌的要因

・生活習慣的要因

などがあります。

肥満は、単純性肥満と基礎疾患の症状として出る症候性肥満に分類されます。

症候性肥満には、内分泌性肥満視床下部性肥満遺伝性肥満薬剤性肥満などがあります。

 


Posted by 中目黒の鍼灸院 東京α鍼灸整骨院|眼精疲労 at 11:50 / 院長コラム コメント&トラックバック(%)

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