目の下のクマに対する美容鍼

2018年10月19日

目の下のクマに対する当院の美容鍼

まず、最初に血液循環や内臓の働きに関与する自律神経のバランスや血管の状態を、自律神経測定器で測定させて頂き、お身体の状態を診ていきます。
目の周りの血行は肩や首周りの筋肉の緊張が大きく関わっているため、まずうつ伏せで首肩周りの施術を行い、同時に背部の五臓六腑の働きを調整するツボを刺激し筋緊張の緩和と内臓機能の調整を行います。

目の下のクマに対する頸肩鍼治療

 

その後目の周囲のツボに鍼やお灸を施すことで目の周りの血液やリンパの循環、肌のターンオーバーを促し、筋肉の緊張を緩和しクマを改善していきます。また、自律神経を整えるツボに刺激を与えることで、全身の血液循環や内臓の機能調整、免疫力の向上を促し全身の機能のバランスを整えていきます。

 

目の下のクマに対する美容鍼

 

 

目の下のクマに対する東洋医学的考え

東洋医学ではクマは「気滞血瘀」と考えられています。つまり、ストレスや疲労により気の流れが上手くいかない「気滞」と、血流の悪化「血瘀」状態の事を指します。

気滞や瘀血により眼の周りの血行も悪くなるとまぶたがはれぼったくなったり、目の周りがくすむ原因となります。

また、不規則な食生活や偏食などにより、消化吸収を司る脾胃の働きが弱くなることで食物から吸収した栄養を全身に巡らせる気、血の流れを停滞させ、目の周りの血液循環にも影響を与えることや、睡眠不足や疲労、生活リズムの乱れにより腎の働きが弱くなり身体のエネルギーである精が不足し肌の代謝を衰えさせることも原因の一つといわれています。

 

目の下のクマの原因

 

寝不足が続いてしまったり、身体の疲労が溜まっていたりすると目の下にクマができたことがあるという経験は多くの方がしたことがあるかと思います。 眼球の周りには、たくさんの毛細血管が集まっており、目の周りやまぶたの皮膚はその他と比べても非常に薄い構造でできています。
体の外からで毛細血管がすけて見えるため、すぐに身体の状態を反映しやすく、寝不足の状態であったり、身体が疲弊していると血流などが悪くなり目の下のクマとして現れるのです。

また、その他にも目の下のクマができる原因はあり、目の下のクマが何かしら病気のサインであったりもするため注意が必要です。

 

 

目の下のクマの種類

 

目の下のクマはそのクマの色によって原因であったり現れる症状が異なります。

 

茶クマ

茶クマの原因は主に目の周囲の皮膚にメラニン色素が沈着して目の下が茶色に見えるものです。色素沈着が起こるには様々な原因があります。

<色素沈着の起こる原因>

・目の周りをこすることにより眼の周囲の皮膚にメラニン色素が付着して茶色っぽく見える

・血液循環が悪いため肌の透明感が無くなりくすんでいる

・加齢により皮膚に過酸化脂質が増加し、肌をくすませる

(紫外線にあたると活性酸素が肌の脂質と結びついて過酸化脂質になります。これが増えると肌のみずみずしさや弾力が無くなりくすみの原因となります。)

・マスカラやアイラインなどのアイメイクの色素の沈着

・角質層のキメが荒れていて光が乱反射したり、肌のターンオーバーの低下により古い角質が剥がれず、厚くなることで透明感が失われくすんで見える

 

 

 

黒クマ

黒クマは皮膚のたるみやへこみが原因といわれています。

生まれつき目の下のくぼみが少ない、加齢により目の周りの脂肪が萎縮したり目の周りの筋肉のたるみで皮膚のへこみが目立つために影が出来る事や、加齢により眼の下の眼窩脂肪を支えている筋肉が緩み眼窩脂肪が突出することにより、たるみが生じ目の下にへこみが出来る事が原因となります。

 

 

青クマ

血行不良による目の下のクマです。血行不良によるクマがある方の中には肩こりや頭痛、冷え性の方が多いといわれています。その他にも疲労やストレス、低体温、眼精疲労、睡眠不足なども血行不良の原因として挙げられます。

青クマは乾燥や冷えが厳しい冬の時期に起こりやすい傾向にあります。

目の下のクマ

目の下のクマが病気のサインである場合

 

目の下のクマは重大な病気のサインである場合もあるため注意が必要です。長い間クマが消えないそして上記の3種類のクマに当てはまりそうにない場合は、一度病院を受診して検査を受けてみてください。

 

肝機能障害

肝臓には解毒作用や老廃物を排除し、血液を綺麗にする役割がありますがこの機能が低下すると血液が浄化されにくなり血液が滞って目の下にクマが出来やすくなることがあります。
病気までとはいかなくてもアルコール、甘いものの摂りすぎ、過労などによって臓器が疲れている時もこのような状態に陥ることがあるため生活や食生活の改善を図ることが重要です。

 

腎機能障害

腎臓は血液中の老廃物など不要物をろ過し余分な水分と一緒に尿として排出する働きがあります。
しかし、腎臓の機能が低下すると血液中の老廃物を十分にろ過できなくなってしまい血液が汚れてしまいます。血液が汚れると血液の色は黒ずんでそれが目の下の薄い皮膚を通して黒ずんだ血液が見える事で青クマとなります。また水分調整が上手くできないことで体がむくみます。目の下は身体の中でも特にむくみが出来やすい部分です。
目のむくみは影を作り目の下にクマが現れる原因になります。なお、腎臓の機能の1つとしてホルモン分泌がありますが、この腎臓が分泌するホルモンに赤血球を作るエリスロポエチンがあります。腎臓の機能が低下すると赤血球を作る機能が失われ、段々と酸素運搬量が少ないどす黒い血となって他の要因と相まって目の下のクマとなります。

 

バセドウ病

バセドウ病は喉にある甲状腺で作られるホルモンが過剰に分泌される病気です。主な症状として眼球の突出があります。これは目の周りにある脂肪や筋肉が炎症を起こして腫れ目の中の圧力(眼窩圧力)が高まることで眼球が前にせり出してくるものです。眼球突出に伴い眼窩脂肪も前にせり出すためたるみを起こし黒クマができることがあります。

 

鉄欠乏性貧血

赤血球内にあるヘモグロビンの量が減ると貧血が起こります。ヘモグロビンを作るためには鉄分が不可欠です。
この鉄分が不足することによって起こる貧血が鉄欠乏性貧血です。貧血になると血行が悪くなり、赤黒い色をした還元ヘモグロビンが停滞し、目の下にクマとなって現れます。

 

うつ病

うつ病になると両目と口の周りが青白くなる特徴があります。これは自律神経の異常によって目の周りの筋肉や口の周りの筋肉に血液がスムーズに流れなくなり血行不良を起こしているためです。

 

アトピー性皮膚炎

下まぶただけではなく目の周り全体がくすんでいる場合はアトピー性皮膚炎や花粉症皮膚炎の可能性があります。デリケートな目の周りの皮膚にハウスダストや花粉が付着して炎症を起こし、色素沈着による茶クマになります。

 

クリニックで行われる治療

突出した脂肪を除去する「経結膜脱脂法」

下まぶたの裏から結膜をごく小さく切開し、突出している眼窩脂肪を取り出し、眼の下の膨らみを無くすことでクマを解消します。

 

「経結膜的眼窩脂肪移動術」

下まぶたの裏側を切開後、脂肪を除去せずにくぼんだ影の部分に移動させることで「経結膜脱脂法」より自然な仕上がりを目指すことが出来ます。

 

たるみの下の影を解消する「ヒアルロン酸注入」

目の下のたるみが顕著ではない黒クマは影の部分にヒアルロン酸を注射し、肌を持ち上げる事でクマを解消できる場合もあります。

 

効果が半永久的な「オートファイバー法」

眼の下のくぼみに脂肪を注入する方法です。自身の脂肪を臀部や大腿部から吸引しそれを注入します。異物ではないので安全性が高く、半永久的に残ります。

 

 

自分で行うセルフケア

 

・睡眠をしっかりとる

血行不良で出来る青クマや色素沈着によって出来る茶クマのケアとして、まず睡眠時間をしっかり確保することが挙げられます。血行不良は寝不足や冷えが原因になっていることが多いためです。また、睡眠不足はターンオーバー(肌の新陳代謝)を乱す原因にもなります。ターンオーバーが正常に行われない事で色素沈着を起こすメラニン色素がスムーズに排出されず、茶クマの原因になってしまいます。

 

・目の周りの血行促進

目の周りの筋肉をマッサージしたり蒸しタオルを目に当てて温めるのは目の周りの血行促進や、リンパの流れをスムーズにしむくみ解消に効果的です。ただし、マッサージをする際は強く擦りすぎないように注意が必要です。強い摩擦は刺激となり色素沈着を招きます。

 

・目の周りの筋肉を鍛える

目の周りの筋肉の衰えはたるみの原因となります。例えば目をぎゅっと閉じて5秒間キープし目を大きく開いて5秒間キープといったまぶたの動きを五回ほど繰り返す運動は目の周りの筋肉のストレッチと筋肉の強化になります。

 

・目元のアンチエイジングでたるみを防ぐ

目元のハリをもたせるために、コラーゲンやヒアルロン酸といった肌にハリを与える成分を含んだクリームや美容液を取り入れてたるみを防ぐことも有効です。

 

・バランスの良い食事

過度のダイエットなどで目の周りの皮膚がやせてしまうと、目が落ちくぼんでしまいそこに影が出来てクマになってしまうことがあります。また、栄養不足や偏食により内臓の機能が低下してしまうことが血行不良の原因となる事もありますので、食事はしっかりバランスよく食べることが大切です。また、クマ改善に有効な栄養素として血液をサラサラにし血行不良を改善するレバーやホウレン草などに含まれるビタミンEや青魚に含まれるDHAなどを意識して摂取すると良いでしょう。

 

 

執筆者

清水大地

眼精疲労専門の鍼灸師

資格
はり師
きゅう師

2008年 鈴鹿医療科学大学鍼灸学部 卒業
卒業後2年間北京中医薬大学に留学。日中友好病院にて多くの臨床経験を積む

2011年 おおうち総合鍼灸院に勤務。眼科鍼灸の確立

2014年 中目黒にて東京α鍼灸整骨院を開院

2016年 渋谷α鍼灸整骨院を開院

2018年 三軒茶屋α鍼灸院を開院


Posted by 中目黒の鍼灸院 東京α鍼灸整骨院|眼精疲労 at 21:24 / 院長コラム コメント&トラックバック(0)

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