鍼灸の効果について

2018年9月21日

こんにちは!院長の清水です。

 

以前より、東洋医学は科学的根拠がないし、鍼灸治療も科学的な根拠もないし、単なる気休めに過ぎないと言われることも多くありました。特に西洋医学のお医者さんの中には東洋医学を全くと言っていいほど信用しておらず、鍼灸治療を受けているとそんなものは全く効果がないのでやめなさいと患者さんに助言?を言う方もいるくらいです。

 

 

しかし、現代では世界中で東洋医学の科学的研究が行われています。脳科学などを駆使し、その効果が実証されることで日本よりも海外で東洋医学の医療現場への導入がされる機会が増えています。

東洋医学の神秘に迫った番組がNHKで放送される予定です。

 

 

 

『東洋医学 ホントのチカラ』9月24日(月)午後7時30分~午後10時

・http://www4.nhk.or.jp/P5063/ 詳しくはコチラ←

ご興味のある方は、ぜひご覧ください。私は仕事中なので録画して絶対に見ます!

 

そして、今回は鍼灸治療の効果について簡単に書かせて頂きたいと思います。

その前に新聞で気になる健康ニュースを見つけましたのでご紹介させていただきます。

 

 

不安感を軽減させる青魚

 

今年はサンマが豊漁で北海道の地震で物流が滞ってしまいまだ値段は高いようですが、サンマに代表される青魚、他にもアジやイワシ、サバなどもあります。青魚は以前より身体により食材として知られていました。青魚に多く含まれる不飽和脂肪酸は血中のコレステロールや中性脂肪を減少させる効果があることが分かっており、血液をサラサラにして血液循環の改善につながるのです。

そして、今回国立がん研究センターなどの研究チームが発表した研究によりますと青魚の健康への効果はそれだけではないということがわかりました。

 

 

青魚に多く含まれる不飽和脂肪酸の一つであるオメガ3脂肪酸が、精神的な安定につながるという結果です。

研究チームがオメガ3脂肪酸を取った人ととらなかった人、11か国計2240人分のデータを集計しました。その方の中には、うつ病やPTSDなど様々な症状を持つ患者さんが含まれています。

すると、オメガ3脂肪酸を一日2グラム以上取った人ととらなかった人と比べて不安症状が和らいだという結果が出たのです。マウスを使った研究ではオメガ3脂肪酸は脳の恐怖をつかさどる部分の働きを緩和させてくれるということが指摘されています。

 

ちなみオメガ3脂肪酸2グラム以上はサンマ1,5匹分とのこと。毎日摂取するには少し厳しいですが、最近精神的に不安定・不安感があると言った方は、青魚を積極的に食べるとその不安が少しでも和らいでいくかもしれません。

うつ病の鍼灸治療について詳しくはコチラ←
不安症の鍼灸治療について詳しくはコチラ←

 

 

鍼灸の効果について

鍼灸は今から2千年以上前に古代中国で発症したと言われています。それが6世紀ごろ日本にも伝承され、戦国時代の書物にも拝見されます。昔の日本では、お灸療法の方が民間の間でも積極的に行われており、有名な書物「徒然草」や松尾芭蕉の「奥の細道」でも足三里へのお灸が書かれています。

 

しかし、明治時代に入り西洋医学が本格的に伝わると鍼灸や漢方などの伝統医学は存続の危機にめんして、戦後はGHQにより非科学的だとし鍼灸施術を禁止しようとする動きもあったほどです。

しかし、近年では科学の発展によって少しずつ鍼灸の効果が科学的にも証明されるようになってきました。1979年にはWHO(世界保健機構)から鍼灸治療の適応疾患43疾患を発表されました。

WHOが発表した鍼灸適応疾患について詳しくはコチラ←

これが発表されてからもう約40年近くたつわけですからさらに鍼灸の効果について解明されているのです。

 

 

 

 

鍼灸の鎮痛効果

はり灸施術を施すことで脳内にエンドルフィンなどの脳内鎮痛物質が出されて痛みを緩和させる鎮痛効果があるとされています。またそれらの鎮静作用によって痙攣など異常に機能が高まっている状態を抑える働きがあるとされています。
その他、鍼灸施術を施すことで神経を興奮作用へと導いて運動麻痺や臓器の機能低下にも効果があるとされています。

 

 

血行の促進

鍼灸施術を行うことで血管が拡張されて血行を促す働きが起き、筋肉のコリを取り除いたり、疲労物質を流してあげることで筋疲労の回復や動脈硬化にも効果があるとされています。また、痛みが強くその部分が炎症を起こしてしまっている場合でも炎症物質を血流を良くさせることで早くその部分から排出させて炎症を鎮める作用もあります。

 

 

自律神経を整える

物理的刺激によって自律神経が反応することは研究されてきました。鍼灸施術では、鍼を刺す深度によって自律神経の反応が異なることが分かっています。副交感神経を遠心路とする反射を起こす刺激は皮膚や皮下組織で比較的浅めの鍼やお灸で、交感神経を遠心路とする反射を起こす場合は筋膜や筋への鍼の刺入です。

当院では、これらを踏まえて自律神経測定器で自律神経の状態を把握してその方に合わせた鍼灸施術を行っていきます。

 

 

お灸が免疫力をあげる

お灸を皮膚上ですることで身体は一時的に火傷をして皮膚組織が破壊されたと認識します。するとそれを修復しようとして修復細胞である白血球が増えて生体の防御機能が高まることで免疫力の増大につながるのです。

それは、風邪などの感染症がかかりにくい身体・ガンにもなりにくい体へと体質改善にも役立つ可能性があります。

 

 

 

 

執筆者

清水大地

眼精疲労専門の鍼灸師

資格
はり師
きゅう師

2008年 鈴鹿医療科学大学鍼灸学部 卒業
卒業後2年間北京中医薬大学に留学。日中友好病院にて多くの臨床経験を積む

2011年 おおうち総合鍼灸院に勤務。眼科鍼灸の確立

2014年 中目黒にて東京α鍼灸整骨院を開院

2016年 渋谷α鍼灸整骨院を開院

2018年 三軒茶屋α鍼灸院を開院


Posted by 中目黒の鍼灸院 東京α鍼灸整骨院|眼精疲労 at 00:48 / 院長コラム コメント&トラックバック(0)

お問い合わせはこちらから
ここをタッチするとすぐにお電話が出来ます
メールでのお問い合わせはこちらから